2017年1月31日火曜日

たけおせんせーい

小菅小学校でリコロづくりのワークショップをしてきた。
大学生5名を連れて。
小学生30名にリコロづくりを指導して,とても楽しかった。
1時間弱の間に,何度も何度も子供たちに「たけおせんせーい」って呼ばれて,「上手にできている?」って。
そりゃもう可愛くって。
もうちょっとすべすべにしてあげってって言うと,顔を真っ赤にしてやすりがけを頑張ってくれるし,すごい!すべすべって褒めてあげると,やっぱり顔を高揚させて誇らしげに頬を膨らませて。

アヤカが絵本を読んでくれて,皆で間伐材の勉強をして。
アリサ,カズヤ,ギィ,チャンマリも皆,良く手伝ってくれて。
小菅村にも,今回で何十回行っただろ…
もう村に家を買っちゃおうかなぁ。

2017年1月30日月曜日

卒論全員提出

本日の19時。
これが卒論の提出締切時間。
12期生14名が無事提出できたとの連絡を受けた。
良くやった。
まずは褒めてやりたい。
ここまで何度も挫けそうになったことと思う。
しかし,よく踏ん張った。
峻嶮な山を登頂した気分だろう?

ま,まだ登り切っていない者もいるが…
渡辺ゼミ卒業論文集用の原稿としては,まだ完成しきっていない者は,あともう少し踏ん張っていこう。
でも,もうてっぺんは見えているだろ?

渡辺ゼミの,ゼミ内提出期限は,1月16日であった。
それを守りきった者はさほど多くはなかったが…
しかし,ほぼ全員が,商学部の正式な提出期限前に,私に提出した。
メールの添付ファイルで送って寄こされた論文を添削し,徹底的に原稿に赤を入れて,その真っ赤になった原稿をPDFファイル化し,ゼミ生に送り返す…
これを多い者で3回程度は繰り返した。
ここ2週間弱の間に,14名を相手に実に32回も論文のやりとりをした。
論文の巧拙によるが,長いものでは添削に2時間以上,短いものでも1時間はかかった。
まぁ…全部で50時間くらいはかかったかなぁ。
特に,一回目の提出論文は,文章がガタガタしていて,全体が軋んでいるから,読む方は実にストレスがたまる。
深夜,添削していると,突然,うぉーと叫び,論文を破り捨てたくなったことも一再ではなかった(苦笑)。

しかし・・・
今度の日曜日には,卒業論文発表会があるので,そこで今年の教育活動も一段落ってとこか。
12期生諸君は,それが最後のゼミ活動になるわけだ。
最後のプレゼン。
是非最高のパフォーマンスを見せて欲しい。

さて,明日は小菅村の小学校で,1年生から6年生までの全生徒さんを相手に,リコロづくりのワークショップを開催する予定。
スケジューリングされた時には,1月末に小菅村に行けるのか,実に不安であった。
なんせほぼ毎年,大雪で陸の孤島になってしまう村だから。
がしかし…ここんとこ実に暖かいので,全然大丈夫そう!
良かったぁ。
さ,明日もフルスロットル!

一本道アゲイン

昨年,9月30日,「一本道」という記事を,このブログに書いた。
http://wtakeo.blogspot.jp/2016/09/blog-post_30.html
友部正人という詩人・歌人の歌詞を羅列した,ちょっと興奮を滲ませた記事だった。
https://www.youtube.com/watch?v=HrBTZvO7E8k

こいつを教えてくれたのが,先週急逝した盟友の裕輔だった。
今聞いても…なんとも素晴らしい詩。
しばし…心を暖めて,またちょっと辛い論文どもに立ち向かう。

最近学生にこう言われることがある。
どうして,そんな文章をかけるのですかって。
ブログの記事についてではないけれど…

ロジックを考えるときは…Do not feel, thnk !
しかし,文章を考えるときには…Do not think, feeeeeeeeeel!
骨格を描いたら,そっからは感性。
バランスが大事。
右脳と左脳の使い分け。

学術論文では,なかなかそれを実践することは難しいが,人を感動させる文章ってのは,リジッドなロジックを構築後の感性が勝負。

この瞬間,闘っている君たちへ

12期生諸君。
まだ闘っているんだろ,君らは。
4年生のこの時期で,馬鹿みたいに闘っている君らを…私は大好きだぜ。
これまで,さんざっぱら君らを叩いてきたけれど…
私はやっぱり君らが誇りだ。
そんな君らに贈るよ。
俺の大好きな,ネルソン・マンデーラの言葉だ。

生きるうえで最も偉大な栄光は
決して転ばないことにあるのではない。
転ぶたびに起き上がり続けることにある。

2017年1月29日日曜日

あと1日

今日は早朝からバスケ部の行事。
卒業生と現役生との交流戦は楽しかった。
納会も学生たちの率直な気持ちを聞くことができて,新鮮で良かった。
お前らのことは忘れんよ。
卒業までに,うまいご飯でも食べに行こう。
下の写真を見てもらえれば分かるでしょうが,私も一応身長は170㎝はあるんだけど,とにかく奴らはでかい!
こいつらにご馳走しようとすると…
ま,いい…


















さて,バスケ部の納会が終了した後は…
日曜日だからね,自宅でゆっくり…なんて,なろうはずがない。
研究室で卒業論文のチェック。
ここまでで,できの良し悪しに差はあるが,とにかく5人に提出OKをだした。
OKといっても,まだまだ修正指摘はしているので,安穏としていられない状態。
とにかく,OKすら出ていないのが,残り9名…
明日が提出締切だから,皆,おそらく必死に頑張っていることだろう。
あともうちょいだ。
ここが踏ん張りどころ!
人間はね,二通りなんだよ。
ここぞって時に踏ん張れる奴か,そうでない奴か。
自明だが…前者に,「たいがい」神様はほほ笑む。
踏ん張っているのは,一人じゃない。
闘っているのは,一人じゃない。
皆で一緒に行こうじゃないか。

あと2日

卒論の提出期限まであと2日。
既に2回添削をした者もいれば,まだ1回も添削ができていない者もいる。
いずれにしろまだOKサインが出た者は一人もいないので,あと数十時間,頑張って欲しい。
しかし・・・広島から帰京してから,ひたすら卒論をチェックしており,相当ストレスがたまっており,美しい文章を渇望している状態。
通常の大学生と比べれば,相当うちのゼミ生は文章力は高いと思うのだが,それにしても…
論旨が曖昧で何を伝えたいのか分かりにくい…
文と文とのつながりが不明確あるいは飛躍がある…
表現が稚拙あるいは陳腐…
とにかくストレスがたまり,美しい文章に逃避したいのだが,その時間はない。
なので,連日,全ての時間を傾注することになるわけだが…
これからも3人の卒論をまだチェックしなければならない。

明日はバスケ部の行事が目白押しで,どのくらいチェックできるかわからんしな。
午前中に総会,4年生の引退試合,午後には納会がある。
日曜なんだけどね…

さ,もうちょいストレスと闘おう。

2017年1月27日金曜日

あと3日

卒論の提出期限まであと3日。
例年通りだが,うちのゼミは全員提出を目指している。
今年はかなり厳しい状況だが…
何とか頑張ってもらいたいが,この時期,卒論の下読みでストレスが半端ない。
主語と述語の対応関係がなっていない,指示語が何を指しているのか不明,接続詞の使い方が滅茶苦茶などなど,「論文」なるものを読むだけでかなりのストレス。
今日も終日,おそらく明日も終日ってことになるんだろうが…
まぁギリギリまで奮闘しようかね。

3年生には今から言っておきたい。
一流の研究誌に掲載された論文で,参考になるものをキープしておくこと。
先輩の論文はリスペクトはしていいが,あんまり真似しすぎるな。

2017年1月26日木曜日

いよいよ卒論の…

本日,午後一杯,卒論のチェックを行った。
まだ考察が済んでいない者も,分析段階の者すらもいるが,提出期限は来週月曜日。
間に合うかどうか五分五分ってところか…
既に「一応」完成している論文も内容的にはまだまだで,既に添削二回転目の者もいるが,なかなか終わりが見えない。
商学部長賞へエントリーする者も,まだ決めきれていない。
添削作業も山と残っているので,今日もこれからまだまだ寝られない。
12期生も必死に頑張っているので,私もお付き合いしましょう。
さぁ,もうちょい頑張ろう!

平野裕輔君へ

丸2日間,このブログを放置したのは,本当に久しぶりだと思う。
昨日と一昨日の二日間かけて,親友の葬儀に参列するために,広島県の三原に行ってきた。
昔からよく知っている奥様に頼まれたので,人生で初めて弔辞を読んだ。
こんなに辛い経験は初めてだった…
火葬場まで同行させていただき,最後の最後まで奴の側にいられた。

ところで,逝去したのが月曜日,そして翌火曜日にご葬儀だったので,遠方在住や連絡が途絶えていた友人連中の何人かが,参列できなかった。
ここで弔辞を公開することは憚れるが,その友人たちが何かのきっかけにこのブログの記事に気づき,私に連絡をしてくれるのを期待して,恥ずかしさを堪えよう。
ガヤ,バビヤン,ジロー,ミサヤ,マサキ…
来年,盛大に一周忌を三原で開催したい思っています!



弔辞

昨日の午前,訃報に接しました。
その衝撃の後も,終日講義のために,数百人の前にして平静を装わなければなりませんでした。
二十年近い経験のなかで最も辛い講義となりました。
顔は笑いで繕うことができても,間歇的に襲ってくる心の慟哭に克てずに,少しずつ少しずつ溢れてくるものを抑えることができませんでした。

私が君と最初に出会ったのは,三十年前でした。
大阪芸大に通う高校時代の友人の峯岸君を美野山寮に訪ねた時,そこに裕輔はいました。
質問が絶妙で,人の話を訊くことがとても上手で,初めて会ったその日に徹夜で語り明かしたのを覚えています。
当時の君のちょっと頽廃的な容姿や思考形式の陰の部分は,私の心の陰の部分と重なり合い,君との付き合いのなかでは,私の思考は呪縛から解き放たれ,心地よい自由を感じることができました。
二十歳前の私は,大学生活に鬱屈し,何をしても中途半端で,いつも何かに怯えるように,そしていつも何かを睨みつけるように過ごし,何かに飢え続けていました。
そんな時,君に出会って救われたのです
君も私も,ともに純文学や近代詩が好きでした。
君は特に,作品を産み出す作家の生き様に興味がありましたよね。
太宰や安吾や中也が好きでした。
両切りのゴールデンバットを咥えて,酒をあおり,毎晩のように一緒にくだを巻いた時代もありました。
同じ東京の調布に住んでいる時には,自転車で,二駅先の場末のバーに飲みに行き,二千円しかありませんって宣言して,隣のおっちゃんにおべっかを使って,たかったりしたこともありました。
たちの良くない無頼を装ったこともありました。
二人の間で喧嘩をすることも,二人で一緒に喧嘩をすることも,何度かありました。
まるで堕ちるために生きるような飲みっぷりでした。
しかし,そんな自堕落の生活を送りつつも,君は音楽を,私は勉学を,目指すものは違いましたが,互いに追いかけるものがあり,そして互いにあがいていましたね。
手を大きく振って,まるで毎日ちょっとずつ前に進むために,ドブの中をあがいているかのように…
私が何とかここまでやってこられたのは,裕輔,君のおかげなんだよ。
君と無茶苦茶やった二十代は,一見無意味なようにも思えるけれども,私にはかけがえのない瞬きの積み重ねだったのです。

裕輔が故郷の広島に帰ってからも,腐れ縁は続きました。
私の最初の赴任地が岡山で,君を追いかけるように東京を離れ,西へと向かいました。
広島と岡山の間で,三十路を越えても,馬鹿なことをやったもんです。
楽しかったよな。
そんな楽しい西での生活も3年で終わり,私が東京に戻ると,会う頻度はぐっと減ったけれども,会えば昔と同じ関係にすぐに戻りましたよね。
昨年の十一月,まるで虫が知らせたかのように,ふらりと三原を訪れたら,体重が半分くらいになった君が,そこにはいました。
あれだけ酒好きだった裕輔の車に乗って,裕輔の運転で飲み屋に行くなんて…
そんな状況…夢想だにすることはできませんでした。
迫さんの店で語りあった二時間のなかで,裕輔は平野園の行く末を最後まで心配していました。
事業の仕方や目利きの仕方について,最後の最後の瞬間までヨウコちゃんに伝えたいんだって。
息子のユウサク君も紹介してくれましたね。
君の若い頃に似ずに,陽の部分が解放された,実に良い青年です。
大学受験のことなどについて相談を受けましたが,彼ならきっと大丈夫です。
最後の別れの時に,君とした握手のなかには,平野園への想い,家族への想い,すべての願いがこもっていました。
しっかり伝わりました。
ヨウコちゃんもユウサク君も,そして娘さんのことも,きっと見届けます。
責任を持ってね。
安心してください。
裕輔,君は逝ってしまった。
しかし,私が生き続ければ,君はいなくなりなんかはしない。
いつまででも覚えています。
君は,中也の「サーカス」が好きでした。
特に,「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」の部分を絶賛していたのを良く覚えています。
今でも「中也の擬態語はすげーよ」っていう君の声が聞こえてくるようだよ…
裕輔,私の精神を開放してくれて,ありがとう。
今まで本当にありがとう。

合掌

平成二十九年一月二十五日
渡辺岳夫

2017年1月23日月曜日

慟哭

今日ほど講義にて,ポジティビティを装うことが辛かったことはない。
しかし,どんなに装っても,あがいても,身体は心に克てない…
顔は笑いで繕うことができても,間歇的に襲ってくる心の哀しげな響きに克てずに,少しずつ少しずつ溢れてくるものを抑えることができなかった…

今朝がた,30年来の盟友が死んだ…
すい臓癌だから,ひとたまりもない。
昨年の11月,虫が知らせるように,超多忙なのに,ふらりと広島を訪れたら,体重が半分くらいになった奴がいた…
あれだけ酒好きだった奴の車に乗って,奴の運転で飲み屋に行くなんて…
そんな状況…誰が…夢想だにしなかった。
でも,その時,会っといて良かった…

昨晩,奴をよく知っている家内と,早く奴に会いに広島に行こーぜって話をしたせいか,奴ぁ昨晩夢に出てきやがったんだ。
急かすな,待ってろよって,言ったんだけどな…
馬鹿野郎…

俺にとって奴は,特別な友人だった。
いや,過去形を使いたくないな。
そう…奴は俺の心の中では絶対に死なない。

大学生活に鬱屈し,何をしても中途半端で,いつも何かに怯えるように,そしていつも何かを睨みつけるように過ごし,何かに飢え続けていた俺は,奴に出会って救われた。
生まれも育ちも,高校も大学も,何もかも違う俺らが出会えたのは…窮屈な偶然がはじけた結果なんだろうさ。
ともに純文学や近代詩が好きだった。
奴は特に,作品を産み出す作家の生き様に興味があったっけ。
太宰や安吾や中也が好きで,気が合ったもんだ。
両切りのゴールデンバットを咥えて,酒をあおり,毎晩のようにくだを巻いた時代もあったっけ。
ちゃりんこで,2駅先の場末のバーに飲みに行き,2千円しかないんです!って宣言して,隣のおっちゃんにおべっか使ってたかったりしてさ。
たちの良くない無頼を装ったこともあったっけ。
まるで堕ちるために生きているような飲みっぷりだったっけ。

しかし同時に・・・奴は音楽を,俺は勉学を,目指すものは違ったが,互いに追いかけていた。
手を大きく振って,まるで毎日ちょっとずつ前に進むために,ドブの中をあがいているかのようにさ…
俺は奴がいたからここまでやってこられた。
奴と無茶苦茶やった20代は,俺にはかけがえのない瞬きの積み重ねだったんだ。
奴が夢破れ,故郷の広島に帰ってからも,運命だったんだろうな…俺の最初の赴任地が岡山で,追いかけるように初めて東京を離れ,それからも好き放題のことを奴とはやったよなぁ。
とてもここじゃ書けんこともね。
3年間だったが,楽しかったなぁ。

奴は死んだ。
しかし,俺が生き続ければ奴は死なない。
いつまででも覚えていてやる。
奴は中也の「サーカス」が好きだった。
特に,ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん がな。
「中也の擬態語はすげーよ」っていう奴の声が聞こえてくるようだぜ…

明日会いに行くからな,待ってろよ。
なぁユースケ。
ヨーコちゃんとユーサク,それからはねっ返りのじゃじゃ馬も。
きっと見届けてやるよ。
そんなに心配するなって。
なぁ,久しぶりに明日飲もうぜ。

合掌




詩集『山羊の歌』

「サーカス」

幾時代かがありまして
  茶色い戦争ありました

幾時代かがありまして
  冬は疾風(しっぷう)吹きました

幾時代かがありまして
  今夜此処(ここ)での一(ひ)と殷盛(さか)り
    今夜此処での一と殷盛り

サーカス小屋は高い梁(はり)
  そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ

頭倒(あたまさか)さに手を垂れて
  汚れ木綿(もめん)の屋蓋(やね)のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

それの近くの白い灯(ひ)が
  安値(やす)いリボンと息を吐(は)き

観客様はみな鰯(いわし)
  咽喉(のんど)が鳴ります牡蠣殻(かきがら)と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

      屋外(やがい)は真ッ闇(くら) 闇の闇
      夜は劫々と更けまする
      落下傘奴(らっかがさめ)のノスタルジアと
      ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

2017年1月22日日曜日

ケイ…

今日は午前中に畑作業をした後,町内会の餅つき大会へ。
つきたての餅やトン汁を美味しく頂戴する。
その後は,卒業論文のチェック。
3編の添削を終了させる。
で…ケイとフェデラーの試合を観戦。
ケイ…もうちょいなんだけどなぁ。
しかし,フェデラーって本当に35歳か。
信じられん。

さ,明日は年度内の最後の講義日。
午前中は卒論指導もある。
明日も頑張りますよ!

2017年1月21日土曜日

最終講義

今日は会計学界の重鎮の間島先生の最終講義。
数百人の聴衆の前でのご講義は実に示唆に富む内容であった。
ちまたの「××ファースト」の潮流は誤りであると喝破し,人への思いやりの必要性を強調されていたことが実に印象的であった。
私もあと21年後に最終講義を迎える。
それまで燃え続けることができるであろうか…。
間島先生は最後まで熱い心持ちを決して手放されなかった。
私も見習いたい。

2017年1月20日金曜日

生き字引き

どんだけワクワクするんだろう?
フロンターレで15年も最高責任者として活躍されてこられた方の話を、6時間も独占できた。
ここにゃ書けん。
そんなことばかり。
楽しいし、感激しかない。

アンプティの講座へのご協力と、もろもろ我々のできることをお話しし、ウィンウィンの関係構築に向き、努力することを確認した。
きっと上手くいくさ。

きっと。



一昨日の…

一昨日のリクルートの森本さんと渡辺ゼミ若いOGとの会食風景の写真。
とっても感じの良い店だったので,今度,OBOGと飲むときは使うことにしようかね。
新橋だけど。

















さて,今日はアンプティサッカー協会の理事の方たちと,4月からの講座についてミーティング。
セルジオ越後さんやフロンターレの前社長などと。
ビジネスチャレンジ講座の充実のために今日も全力で!

2017年1月19日木曜日

本当は今日が最後の…

本日が秋学期の木曜日の最後の授業日。
つまり…4年生のゼミも本来であれば,今日で終わり。
渡辺ゼミのこの2年間以上にわたるゼミも終わり…
…なわけない…よね,やっぱり…
当然のように21時過ぎまで,卒論発表。
どうも最近,打てば響くって感覚が,ゼミでは…ない。
なんでだろう…

とにかく提出締切まで10日程度。
言っとくけど,書けばいいってもんじゃないからね,うちのゼミは。
考えに考え抜いて,さらにもっと考え抜いて。
曖昧さを究極まで排除し,究極のロジック美を描く。
それが卒論。
うちの卒論。
脳味噌が沸騰するまで,考えなさい。
やればできる…はず。

ところで,3年生は,しばしの余生を過ごしている。
11月初旬までのハードな日々からすると,それから今までのゼミ活動は,ユルゼミと言っても良い。
本日も某財閥系の企業の人事担当者にわざわざゼミにお越しいただいて,就職活動について,あぁだこうだと,色々と美味しい話も含めて,内緒の話も頂戴したり…
しかーし,4月からはまた走るからね,今だけだから。
あまり,スポイルされないように!

2017年1月18日水曜日

とにかくエネルギッシュ

9期のマリコとミズキ
10期のナナエ、ミサ、ミサト、ゲティ
11期のユリ、マユ、ミサキ、モエ
ここにモリチ!
盛り上がらない訳がない!
男1対女11の会。
あっという間の3時間でした。
森本さんの生き様それ自体が若い女子には、生きた教科書。
営業に際しての心構えも、男の見極め方も、全て!
モリチが稲盛フリークとは知らなかったけど、稲盛さんの奥さんの話はわたしも知らなかった。
実に興味深かった!
さぁこれを血肉にできるか否か、人間は二通りしかいない。
ウチのゼミのOGにかぎって、まさか後者はおるまいね。
今度は男子会をっておっしっゃてくださったけど、さて…どうするか…

2017年1月17日火曜日

卒論のチェックと…

ほぼ研究モードの一日。
管理会計システムの影響機能のサーベイ調査を実施予定なので,そのクエスチョンネアの作成に腐心する。
…のなか,卒論もチェックしなけりゃならん。
今日は一人の論文に赤を入れまくった結果,2時間かかってしまった。
14名全部を何度かチェックするとして…何時間かかるのだろう…
…今は考えるのをやめよう。

ところで,サユリの統計分析に二日連続で付き合っているが,なかなか出口が見えない。
色々試行しているが,なかなかうまくいかない。
今は暗闇の中を歩いているようだろうけど,夜明け前が一番暗いというじゃないか。
もう少し頑張ろう,サユリ。


さて,明日は午後に重要な会議をこなした後,株式会社リクルート エグゼクティブ エージェントでエグゼクティブコンサルタントをされておられる森本千賀子さんとの懇親会を予定している。
営業学入門に講師としておいでいただいてから,意気投合したので,渡辺ゼミの若いOG10名を引き連れて,明日お会いすることになっている。
約1万人超の転職希望者と接点を持ち,約2000人超の転職に携わってきたスーパーウーマン。
あのNHKの仕事の流儀「プロフェッショナル」でも転職エージェントとして取り上げられたことのあるお方。
とっても楽しみですなぁ。

2017年1月16日月曜日

新年最初の講義

今日が新年最初のアカウンティング入門の講義日。
講義日とは言っても,冬休み期間に課した課題のソリューションを学生にプレゼンしてもらう予定だった。
だったのだが…プレゼン希望者が1名しかおらず,結局,講義をすることとなった。
どうも積極性が年々低下している様な気がするなぁ。
来週,もう一回だけ,プレゼンの機会を与えてみようと思う。

その後の営業学入門も今日で14回目,14人目の講師をお迎えして,これまでの講義の振り返りをしていただいた。
この講座は来年度も開講予定だけれども,できるだけ多くの学生,それも就職活動前の学生に受講してもらいたいね。
これからも色々なところで宣伝していきたい。


2017年1月15日日曜日

日曜日らしい日曜日

久しぶりの畑作業。
今冬の出来は最悪。
野菜に決定的に大事なのは植え付けの時期だと,身をもって知ったシーズンだった。
大根とブロッコリー,そして白菜のできが特に悪い。
救いは,カブとほうれん草,そしてベイビーリーフが好調なこと。

畑作業で腰痛を感じ,久しぶりに筋トレの必要性を痛感する。
昨年は忙しすぎて,なかなかできなかったけれど,今日ぐらいから本格的にやることにしよう。
腹筋,背筋,そして腕立て。
かつては数百回ずつ,毎日にしてたなぁ。
左肩に脱臼癖があり,4年前に手術するまで,30回近く外していたから,必死に筋肉の壁を作ろうと思って,筋トレに励んだっけ。
昔はなぜ脱臼癖なんかを宿ってしまったんだって恨んだこともあったけれど,今はそのおかげで丈夫な体ができたのだがら,欠点や短所なんて考え方次第。
かつて松下幸之助翁がこう言っていた。
自分は学歴がないから,困難に直面した時に人に素直に意見を聞くことができた。
また,自分は体が弱いから,人に仕事を任すことができた。
だから松下電工はここまで大きくなったって。
欠点があることは,それに向き合う意志さえあれば,自分を磨きあげるためのむしろチャンスだ。

2017年1月13日金曜日

あと半月ちょっと

昨日に引き続き,今日は午後に4年のゼミを実施。
ようやっとピヨのモデルとクエスチョンネアが完成。
これからデータ収集。
ただし…女性で現在短時間勤務制度を利用している方々をサンプルとして想定しているので,容易にそのデータ収集の困難性を推察することができる。
OBOGの皆さんの周りに,短時間勤務制度を利用している方がいたら,是非ご紹介ください!

また,データマイニングに挑戦しているサユリが,現在,データ集計のために苦闘している。
独創性の高い研究だけに,考えに考え抜いて,理にかなった道筋を経て,CSRと企業価値との関連を明らかにして欲しい。

さて,ようやっと営業学入門の採点が終わったので,明日は溜まっている原稿書きなどをやってしまおう。

30人ポットラック

初めてやりました。
30名のポットラック。
意外といけます。
やれます。
お腹いっぱいになりました。
なんせ30名分の料理やスイーツを全部食べましたから!
皆の調理してきてくれたもの,全部ほんとにおいしかったなぁ。
幸せな気分になりました。
「おみや」まで沢山もらいました。
フルのポテトサラダやテルのピクルスやアリサのネギマキなどなど。
チャンマリやミキのスイートポテトやシホのクッキーなどもね。
あんまり美味しそうなので,今もそれらをつまみに一杯やっちゃうことになっちゃってる!
いかんいかん,ほどほどにせんと,明日もフルスロットルでいかんといかん。

のどかな感じを醸し出す文章を上に連ねましたが,ナベゼミはこの時期も4年生のゼミは本気モードでバリバリです。
全員が卒論を仕上げ,一部は学部長賞を目指して,卒業モードなんてどこにもありません。
この時期でも,そりゃ毎日真剣勝負。
企業のお歴々,こんな連中,そうはいませんよ,中大を見回しても。
鍛え方が違います。
鍛え方が。
今度就職活動を迎える13期も良い連中ばかり。
一度,お試しいただきたい,是非。

さぁ,明日も今日に引き続き,4年のゼミがある。
ビシッといこーぜ,ビシッと。

2017年1月11日水曜日

壁の外側

規則やルールも大事。
これは当たり前。
しかし,それらを墨守するだけが能ではない。
大学人としてもね。
時にはその外側に立つ勇気や気概を持たなければ,直面する環境は何も変わらない。
「絶対」や「真実」に引きづられすぎると,回し車を走り続けるハツカネズミのように,いつか疲れ果てて自滅してしまう。
時には融通無碍が必要。
この年になって,つくづくそう思う。
かつて松下幸之助翁も言っていたなぁ。
「私は時に人の言うことを全く聞かないが,時として全く素直に人の意見を聞く…これこそ融通無碍である」…って。

さ,明日は年明け一発目のゼミ。
そして,新年会。
今年はスズメやウズラの会は,事情によって中止し,ポットラックをすることに。
皆の料理が楽しみです!

2017年1月10日火曜日

社内報…

今日も朝からフルスロットル。
営業学入門のいつ終わるか分からないレポートの採点に取り組むとともに,秋学期の残りの授業の準備をする。
そんなタスクの合間を縫って,営業学入門に講師を派遣してくださっているプルデンシャル生命保険様に依頼されている社内報の原稿の構想を練る。
顧客が数千人クラスいるトップセールスマンたちは,経験から持論を形成している場合,その多くが社会心理学,組織心理学,消費者心理学などの領域で構築されてきた理論と整合している。
あの講師がおっしゃっていたあのスキルはこの理論,あの心構えはこの理論と整合的だ…などと考えながら授業のレジュメに眼を走らせる。
また,どのトップセールスマンの講師の方達も,経験から学ぶとともに,実によく書物を読んでいるっておっしゃっていたなぁなどと想い出す。
おそらく前述の経験→持論=理論というパターン以外にも,経験と理論の相互作用を通じて持論に到達するという,経験⇔理論=持論のパターンも多そうだ。
そんなことをツラツラ考えるとともに,これまでの13回の講義を想起して,幸田露伴の『努力論』や新渡戸稲造の『武士道』などが思い浮かび,手にとってはしばし読みふける…などといったことをしているうちに,一日が終わってしまう。

なんとか,授業関係のタスクは今週中に終わらせ,来週からは一挙に研究モードでいく予定。
明日もビシッといこう,ビシッと!

2017年1月8日日曜日

リコロの動画撮影

リコロ普及動画の撮影のため,小菅村合宿に行ってきた。
寒かった…
早朝の撮影は零下だったからね…
でも,今日はどうやら山梨県は雪が降っているようなので,間一髪で晴天のもとで撮影を終えることができたことは,本当に運が良かった。

金曜日は5時起きして,学生を高幡不動でピックアップして,村に9時前に到着。
役場でCM制作会社のプロの方達と合流し,ロケハンを実施。
天神山は山道過ぎるということで,NGに。
急遽,奥丹波山に変更に。
私は奥丹波山には3回ぐらい行ったことがあるんだけど,この数カ月で間伐材を山から下ろすトラックなどの往来のせいだと思うのだけれども,山に向かう山道がめちゃくちゃダートになっていた。
柔らかいスタッドレスに私の車は取り替えていたので,大きな石や鋭い石によるパンクが心配になるほどであった。
金曜日は,奥丹波山とNPO源流大学をロケハンして,撮影場所を確定するだけで終了。
晩は,温泉に入り,かどや旅館の美味しい夕飯をいただく。
お酒は少しだけにして,翌朝,7時出発予定だったため,皆早く寝る。

土曜日は6:30にかどや旅館にて朝食を食べて…
零下4度ぐらいのなか,山へ…
そんな山の中で,13:30まで6時間ほど,撮影に付き添う。

















寒さで死にそう…のなか,男女カップル役の2名の中大生には頑張ってもらいました。
女性役のミナミは,何度も何度もダメだしされながら,最後までやりきってくれました。
本当に良く頑張ってもらいました。
昼食を食べる間もなく,源流大では,子どもたちがリコロづくりを楽しんでいるシーンを撮影。
17時ごろまでには終了し,八王子には19時に帰着。
いやー疲れた!
でもとっても楽しかった!

まだ,これからプロ達による編集作業が残っていますが,山は越えました。
きっと最高の動画になると確信している。

2017年1月5日木曜日

レポートの採点

営業学のレポートの採点のために今日一日を費やす。
Manabaからレポートを提出してもらっているので,電子データ化されているからなおさらなんだろうけど,複数名で全く同じ内容のものや酷似しているものが目に付いた。
こと私に限って提出してもらったレポートを,適当に読み飛ばすなんてことはあろうはずがない。
200名程度ならば,だいたい文章の構成や言い回しから,似たようなものをピックアップすることなんて簡単にできる。
本来であれば授業中に名指しで呼び出すんだが,企業講師の方が傍らにいらっしゃるから,それもなかなかやりにくい。
メールで呼び出すか…
とにかく,私の場合,見過ごすってことはしません。
こういった地道な対応を継続することが,今の大学にとってまずは大事なんだと思うんだよね。
派手なFD活動もいいが,一人ひとりの教員が当たり前のことを当たり前にこなすことが実は重要。

さて,明日は5時起きで,小菅村に向かう。
道路の凍結が心配なので,ゆっくりと行きましょうかね。
往復路の道行きはちょっと不安だが,プロの動画撮影に立ち会えるってことは,とっても楽しい経験なので,ワクワクもしている。
今日は早めに寝ましょうかね。
でも…寝られるかな。

2017年1月4日水曜日

始動

大晦日,元日,そして2日と,3日間連続でテニスをした後,2日間2つの実家で皆でワイワイしながら美味しい料理とお酒をたくさん頂戴し,充実した正月を過ごすことができました。
完全にリフレッシュして,本日の午後から始動。
主として営業学入門のレポートの採点を行う。
こういった教育関連の業務をなるべく早く終了させて,研究モードに移行したい。

まずは,アメーバ経営の効果に対して経営理念の浸透度がどのような影響を及ぼしているのかについて,複数の企業間で比較することで解明したいね。
今のところ3社からそれぞれ100名から200名分のデータを収集しているので,それらを多母集団同時分析にかけて,今年の学会で結果を報告することを目指す。
それに関連して鹿児島に本社がある会社へヒアリング調査も実施予定。

あわせて,科研費の研究も同時並行でこなす。
上場企業に対するサーベイ調査を年度内に実施し,影響システムとしての管理会計実践の普及度を解明したい。

…と研究上の予定はびっしりだけど…リコロプロジェクトは新年になっても止まらない。
明後日から一泊で,リコロプロジェクトの普及のための動画撮影のために,CM制作会社の人や学生たちと小菅村に行かなければならない。
積雪が心配だったけど,どうやらここのところの好天により,無事に村に到着できそうでホッとしている。
なお,1月末にも小菅村の小学校に行く予定があるのだけれども,その頃まで往来可能な程度に積雪が留まってくれる可能性は低いだろうなぁ。

4月からはビジネスチャレンジ講座を2コマ担当することになっているが,外部の特別講師の方達と講座運営に関する細かい詰めの作業をする必要もある。
特に障害者スポーツビジネスの方の講座は,開講初年度であり,絶対に成功させたいので,アンプティサッカー協会の理事の方達との密なコミュニケーションは欠かせない。

今年もビシッと行きますよ!ビシッと!

2017年1月1日日曜日

総括の続き

さて,総括ですが…
その続きです。

まずゼミの13期生にについて。
一つのグループがインナー大会の決勝に渡辺ゼミとして初めて進出したが,決勝でほろ苦い経験をしました。
結果として,今年からインナー大会には出場しないことに決定。
学内プレゼン大会では,一つのグループが優勝,もう一つのグループが準優勝。
一つのグループが入賞を逃したのは残念でしたけれども,どのグループもベストを尽くしてくれたと思います。
次に4年生の12期について。
演論大会に出場できたのは9名。
11期の出場者数が11名だったのと比べると,微減でした。
結果は,アヤカが奨励賞で,リュウが準優勝。
優勝を逃す結果とはなりましたが,最後の最後で12期は燃焼しつくすことできたと思います。
昨年の秋には,14期生の選抜が行われましたが,久しぶりに二次募集をしました。
8期生以来でしたが,その時と違わぬくらい,すごい良い子たちを採用することができました。
今後の活躍が本当に楽しみです。

次にリコロ・プロジェクトについて。
絵本も完成し,リコロの素のパッケージも完成し,後は今月6日に動画の撮影を行うことができれば,一応今年度のプロジェクトの骨子は実現できたことになる。
これから村が積雪期に入るので,プロジェクトはいったん休止状態に入ってしまうかもしれないけれども,来年度もガンガン攻めていく予定。

サッカーの講座について。
今年は真剣に5000人の集客を目指しました。
結果として,一昨年の3300人にも届かず,2600人に留まってしまいました。
しかし,この数字でも,関東リーグ一部では記録的な数字には変わりはありません。
色々とトラブルもありましたが,大手新聞社に何回も取り上げられ,結構注目を浴びました。

研究面の総括は…また次回に!

明けましておめでとうございます!

年が明けました。
2017年の始まりです。
ちょっと2016年を総括してみましょうかね。
懲りもせずに今日も昼食後すぐに2時間テニスをするので,簡単にね。

まずこのブログの件です。
2016年の1年間での,総ページヴュー(PV)数が130,000を越えました。
昨年12月の1ヶ月間のPV数が,過去最高の13,000を初めて突破しました。
また,昨年1年間の投稿数も395回と,過去最多となりました。
1日に複数回投稿することあったので…

多くの人にご覧頂いていることは,嬉しくもあるのですが,反面非常に照れくさくもあります。
とはいえ,2017年も教育・研究に関わることの本音を吐露していきたいと思っています。

ここまでで時間が来てしまいましたので…残りの総括はテニスが終了した後に!