先週は,2回の学会出張。
月火に福岡,土日に神戸,それから月から水までゼミ合宿と続いたことで,本日は終日,会議や企業の方とミーティング。
ランチ以外はほぼほぼ。
重い案件もあり,少々,体も心も重い…
合宿中に,学生に紹介した言葉。
幕末の水戸学の学者であり,実践者でもあった藤田東湖の言葉。
誠は天の道なり
これを誠ならしむるは
人の道なり
誠実さをもって,人と人との関係の基本とする。
当たり前のことと思いがちだが,これを実践において貫徹するのは,勇気が必要とされるシーンも多い。
揺らぐこともある。
人間は弱い。
だから,である。
常に,私はこの言葉を額縁に入れ,自分の部屋に飾る。
私も弱いから。
夏目漱石の有名な言葉だが…
智に働けば角が立つ
情に棹させば流される
意地を通せば窮屈だ
とかくに
人の世は住みにくい
心情は分かる。
だが,もっとも大事なことは何かということを見失ってはいけない。
足元をしっかりと見据え,情に流されてはならない。
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