ピーター・ドラッカーという経営学者がいた。
マネジメントの父と呼ばれており,私もたくさん本を読んだ。
そのドラッカーが95歳の時に書いた詩。
妙に刺さるわ。
もっと間違いをおかそう…
うん,そうだよね,間違ったって良いのさ。
さて,これから評議委員会。
長丁場が想定される。
5時間くらいか…
もう一度人生をやり直せるなら、今度はもっと間違いをおかそう。
もっとくつろいで、肩の力を抜こう。
完璧な人間ではなく、もっと愚かな人間になろう。
この世には、真剣に悩むことなどほとんど無いのだ。
もっと馬鹿になろう、もっと騒ごう、もっと不衛生に生きよう。
たくさんのチャンスをつかみ、行ったことのない場所にたくさん行こう。
たくさんアイスクリームを食べ、たくさんお酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう。
本当の厄介ごとを抱え込み、頭の中だけで想像する厄介ごとは出来る限り減らそう。
もう一度最初から人生をやり直せるなら、春はもっと早くから裸足になり、秋はもっと遅くまで裸足でいよう。
もっとたくさん冒険をして、たくさんのメリーゴーランドに乗り、たくさんの夕日を見て、たくさんの子供たちと真剣に遊ぼう。
もう一度人生をやり直せるなら。
見ての通り、私はもうやり直しがきかない。
私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか?
自分に規制をひき、他人の目を気にして、起こりもしない未来を思い煩ってはクヨクヨ悩んだり、構えたり、落ち込んだり
もっとリラックスしよう、もっとシンプルに生きよう、たまには馬鹿になったり、無鉄砲な事をして、人生に潤いや活気、情熱や楽しさを取り戻そう。
人生は完璧にはいかない、だからこそ、生きがいがある
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