本日のプロデュース論の講師の先生は,読売テレビのコンテンツ戦略センターの宣伝プロデューサーである折原加奈氏。
「⼈を動かす ―何も持っていない在阪テレビ局宣伝プロデューサー(宣伝P)の⼈と⾃分の動かし⽅」というテーマでご講演いただいた。
まず,在阪テレビ局のビジネスモデルとテレビ局を取り巻く環境の変化についてご説明いただく。
テレビ局の役割は…テレビ番組の製作・放送(つまり「作って届ける」)からテレビ番組の製作・供給(つまり「作って納める」)に変化。
テレビ局は次の二つをしなければならなくなった。
①電波を使って「公平な報道と健全な娯楽を届ける」社会的インフラ的ビジネス
②インターネットと使って「視聴者の『⾒たい』に応えるコンテンツを作って納める」⼩売業ビジネス
テレビ局は激ムズの時代を生きている,と中の人達は感じている。
そんな中で,宣伝Pのお仕事とは?
「この番組が,いかに⾒る価値がある番組か」「あなた向けの番組であるか」を伝えるために,ありとあらゆるチャネルを使って情報発信をすること!!
宣伝Pの人の動かし方とは?
①⽬指す世界を明確にする
②相⼿の⽬線で世界を⾒る(相⼿を憑依させる)
相手の「嬉しいこと」を盛り込み,可能な限り「嫌なこと」を避けたメッセージを届け,依頼する。
これって当たり前だけど,実はそれが一番ムズカシイ!!
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