本日の講師は,テレ東のディレクターを長く務められ「家,ついて行ってイイですか?」等ヒット作を多く手掛けてきた高橋弘樹氏。Webでも「世界の果てに,ひろゆき置いてきた」や「日経テレ東大学」などヒット作をプロデュース。今は独立されて㈱tonariのCEOやReHacQのプロデューサー。
■企画の立て方
1.きっかけ
①自分の欲求・興味・関心
②心が動いた瞬間を切り取る(日常・読書・映像ワンシーン)
③未知の世界→興味ない人へ
④徹底的にバカ
⑤自分の不満
Point1:大体これらの掛け算
Point2:うまくいった企画の主語は…自分であったことが多いかも
2.プロのエンタメ化
プロとしてエンタメに昇華させることが大事。
A自分のやりたいこと(コンテンツ創りはマーケットインではなく,プロダクトアウトの方がうまくいく!そうでないと大変な作業なので辛くなる…),B自分・会社の強み,Cそしてニーズ(メディアごとのオーディエンスを想定してそのニーズを拾う),これらが重なっているものがエンタメ!
自分のやりたいことだけだと芸術であり,エンタメではない。
ニーズを満たしているだけだと,つまらない。
自分・会社の強みだけを活かすと,寒い企画になってしまう。
A+C,B+Cは必要な企画。
A+B+Cが最高の企画!!
3.ヒットの要件
①根本価値の否定
世間が100%アグリーしていることを否定
②狙う脳内物質の特定
セロトニン(ハッピー!や癒しが得られている時に分泌)orアドレナリン(興奮時に分泌し快感が得られる)orオキシトシン(母性本能がくすぐられると分泌)?
③痛烈なアンチテーゼ
例えば,ジャーナリズムに対するアンチテーゼ
時代を遡っても過去の小説もそうだった。
※コンテンツの6割ぐらいは音楽で決まる!
※メディアをやる醍醐味は,数万人に注目され,承認欲求が満たされること,これは一回経験するとやめられない!
※締め切りまでにいい企画のアイデアはでない。企画を出し終わって,ふぅとなった時に,良い企画を思いつくことがある!
※一番衝撃を受けた番組はNHKのヤノマミ?!
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