2023年10月3日火曜日

プロデュース論2回目!!

今日のプロデュース論の登壇者は,バラエティ・プロデューサーの角田陽一郎氏!!

TBSで,スーパーからくりTVとか金曜日のスマたちへ等を演出・プロデュースしてきたプロ中のプロ!!

クリエイターの4象限

なかみ⇔しくみ

かつぐ⇔かつがれる

なかみ・かつぐ=プロデューサー

なかみ・かつがれる=ディレクター

しくみ・かつぐ=ベンチャー

しくみ・かつがれる=イノベーター

プロデューサーとディレクターは兼務しにくい。

プロデューサーは金を節約したいが,ディレクターは良いものを創りたいのでバンバンお金を使いたい。

イノベーターがベンチャーの役割も担うのは悪いとは言わないが,その後で守りに入ることも多いので,一回成功すると先に進まなくなることもある。


天才じゃない人がクリエイターとして生きていくために必要なこと。

アイデアは新しいものしかヒットしない。

だから…新しいものを思いつけばいいのだけど,人類の歴史も長く,もはやもう新しいものは「ない」!!

新しい組み合わせを思いつくしかない。

A(Anything)×B(Boku)=O(Original)

何でも良いことを僕(自分)なりの観点でとらえることで新しくなる!

角田氏が「最速で身につく日本史」が売れたのは…

日本史をプロでも何でもない角田氏が捉えたから新しくなった!

例えば,一神教は矢沢永吉,多神教はAKB48と表現。

新しい!

自衛隊オタクがジャニオタを語ると,リアリティがありつつ新しい!!


タレント力とは?

例えば,お笑いという点と歌という点が結びつくと線になるが,線では売れない。

それに例えば,自衛隊という点があると,3つの点が結びつき,三角形の面になる。

その面積がタレント力。

面積が大きければ売れる!


FrameからFieldへ,ContentsからVortexへ,エンターテイメントビジネスが変化している。

Frameの中で中身を創るからコンテンツという。

しかし,Frameが崩れつつある(テレビ,雑誌,CDはなくなりつつある)。

今やFrameからVortex(渦)の時代。

真ん中にやりたいことを置き,それから周りを巻き込んでいくのが,新しい形。

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