今日のプロデュース論の登壇者は,バラエティ・プロデューサーの角田陽一郎氏!!
TBSで,スーパーからくりTVとか金曜日のスマたちへ等を演出・プロデュースしてきたプロ中のプロ!!
クリエイターの4象限
なかみ⇔しくみ
かつぐ⇔かつがれる
なかみ・かつぐ=プロデューサー
なかみ・かつがれる=ディレクター
しくみ・かつぐ=ベンチャー
しくみ・かつがれる=イノベーター
プロデューサーとディレクターは兼務しにくい。
プロデューサーは金を節約したいが,ディレクターは良いものを創りたいのでバンバンお金を使いたい。
イノベーターがベンチャーの役割も担うのは悪いとは言わないが,その後で守りに入ることも多いので,一回成功すると先に進まなくなることもある。
天才じゃない人がクリエイターとして生きていくために必要なこと。
アイデアは新しいものしかヒットしない。
だから…新しいものを思いつけばいいのだけど,人類の歴史も長く,もはやもう新しいものは「ない」!!
新しい組み合わせを思いつくしかない。
A(Anything)×B(Boku)=O(Original)
何でも良いことを僕(自分)なりの観点でとらえることで新しくなる!
角田氏が「最速で身につく日本史」が売れたのは…
日本史をプロでも何でもない角田氏が捉えたから新しくなった!
例えば,一神教は矢沢永吉,多神教はAKB48と表現。
新しい!
自衛隊オタクがジャニオタを語ると,リアリティがありつつ新しい!!
タレント力とは?
例えば,お笑いという点と歌という点が結びつくと線になるが,線では売れない。
それに例えば,自衛隊という点があると,3つの点が結びつき,三角形の面になる。
その面積がタレント力。
面積が大きければ売れる!
FrameからFieldへ,ContentsからVortexへ,エンターテイメントビジネスが変化している。
Frameの中で中身を創るからコンテンツという。
しかし,Frameが崩れつつある(テレビ,雑誌,CDはなくなりつつある)。
今やFrameからVortex(渦)の時代。
真ん中にやりたいことを置き,それから周りを巻き込んでいくのが,新しい形。
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