恵泉女学園大が2024年度をもって学生募集を停止するとのこと。https://www.keisen.ac.jp/blog/president/2023/03/20230322.html
多摩在の近隣大学として他人ゴトではない。
昨年の出生数は80万人を割った。
今後の大学経営はますます厳しくなる。
下りのエスカレーターに乗っているようなものだ。
何もしなければどんどん下がる一方。
既に東洋大学に一部の学部は追いつかれている。
50歳以上の先生は逃げ切れると思っているかもしれない。
そして,そういう先生が現在の意思決定の中枢にいるとすれば,そして中央大学の将来についてのコミットメントが低ければ,予想可能な未来が待っているかもしれない。
若い先生方がもっともっと声を上げなければ,いずれ中央大学は上記の大学と同じような末路か,あるいは買収される側の大学になり下がる危険性が高い。
買収する側の大学になるためには,どうすれば良いか,真剣に考える時期はとっくに来ているし,ひょっとしたら手遅れになりつつあるかもしれない。
ワクワクするような夢のある話があまりにも少なすぎる。
リスクの大きいチャレンジもしていかないと。
誰かがやるのを待ってから,それに追随するだけの大学ではダメだ。
誰もやっていないから,やる。
やりながら微修正しながら,どうすれば成功するか考えながら走る。
そして,どうしてもこれ以上は無理だとなったら,速やかに撤退する。
そういう発想がこれから絶対に必要。
そうでなければ絶対に生き残れない。
恵泉女学園のOBOGは今頃哀しい想いで,上記のニュースに接していることだろう。
いや,現在の在校生も哀しい想いを抱いているだろう。
中大のご存命のOBOGは数十万に及ぶという。
私自身にできることは,中大がどん詰まりになったというニュースにOBOGとして接した時に,悲嘆にくれる学生を創り続けること。
大学時代の何らかの経験によって,心の欠片を少しでも中大に残していってくれるれば,そのOBOGの想いによって,中大の未来が少しでも明るく照らされるであろう。
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