二兎を追う者は一兎をも得ず。
そういう諺があるが…
私は信じない。
二兎を追う者しか二兎は得られず,かな。
これまで社会でキラキラ輝いている多くの方にお会いしてきたが,たいていそういう人は,仕事は仕事でもいろいろな仕事をしているし,趣味等への取り組みも深い。
最近,会社勤めをしながら,兼業や副業に力を入れる人も増えているし,越境学習を実践する人も増えているようだが,そういった人たちはおしなべて創造的。
社会でちょっと残念な人ってのは,まぁ自戒をこめて言っている側面もあるが,時間がないってのを言い訳にすることが多い。
しかし,時間ってのは「ある」「ない」で語られる筋合いのものではないと思う。
時間は創るもの。
そのためには自己を律することが大事だが,これは習慣化することができる。
それができる人は,できないことができるようになる喜び,今までなかったものを産みだす喜びを,高頻度で体験することができる。
その喜びがまた次の取り組みの原動力になる。
私はピーター・ドラッカーが好きだが,彼の次の言葉は共感しかない。
成果をあげる人とあげない人の差は才能ではない。
いくつかの習慣的な姿勢と,基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である。
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