2022年3月18日金曜日

二兎を追う者は…

二兎を追う者は一兎をも得ず。

そういう諺があるが…

私は信じない。

二兎を追う者しか二兎は得られず,かな。

これまで社会でキラキラ輝いている多くの方にお会いしてきたが,たいていそういう人は,仕事は仕事でもいろいろな仕事をしているし,趣味等への取り組みも深い。

最近,会社勤めをしながら,兼業や副業に力を入れる人も増えているし,越境学習を実践する人も増えているようだが,そういった人たちはおしなべて創造的。

社会でちょっと残念な人ってのは,まぁ自戒をこめて言っている側面もあるが,時間がないってのを言い訳にすることが多い。

しかし,時間ってのは「ある」「ない」で語られる筋合いのものではないと思う。

時間は創るもの。

そのためには自己を律することが大事だが,これは習慣化することができる。

それができる人は,できないことができるようになる喜び,今までなかったものを産みだす喜びを,高頻度で体験することができる。

その喜びがまた次の取り組みの原動力になる。

私はピーター・ドラッカーが好きだが,彼の次の言葉は共感しかない。


成果をあげる人とあげない人の差は才能ではない。

いくつかの習慣的な姿勢と,基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である。

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