日経ビジネスの2022.01.10号の特集は「孫正義の資本論」。
特集内に,孫さんのインタビュー記事が載っているのだが…
日本でスタートアップが少なく,小粒なのはなぜだと思うかという質問に対して,次のように回答している。
「いかがわしい起業家」が少なすぎるんだと思います。
真面目で,まともな人ばっかりで。
けさも昨日の深夜もそうでしたが,僕は毎日,世界中の起業家のプレゼンを受けて,投資するかどうかの交渉をしています。
まぁ,大口をたたくんですよね。
新しい価値観とテクノロジー,ビジネスモデルで人々を救い「革命を起こす」と本気で言っているんですよね。
そこに,たしかにそうかもしれないなとベンチャーキャピタリストが一口乗って,うまくいったら,大ぼらの塊のような起業家と欲望の塊のような投資家が宝を分け合えるという。
冷静になって聞いたら本当か,というような話ばっかりなんですけど。
でもね,そこからやはりエネルギーとなって,いくつかに1つは本当に大化けするんですよね。
確かに…と首肯。
まぁ大学の世界なんて,真面目でまとまな人ばっか。
大学人にも大ぼら吹きが必要だと思う。
そういう時代。
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