今日は5時起きで,畑にも少し出て,とっくに大学に到着。
早朝から非常放送設備の点検をしていて,変な音楽が流れたり,時々非常ベルが鳴ったり,各研究室の非常設備を点検しているのか作業の方々が研究室の鍵を勝手に開けたりしていて,やけに騒がしい。
さて,今日も研究日…
…ベル,うるさいなぁ。
ところで,村井チェアマンお薦めの『セレンディップの三人の王子たち』を読み終え,その後書きで,とっても良い詩を知るきっかけを得た。
登場人物のペルシャの皇帝の解説からの関連で,5世紀インドはグプタ王朝の文化が最盛を極めた時期であり,古典文化の黄金時代をきずいていたことに言及され,同王朝の王は文芸の保護者であって,とりわけグプタ二世の時代には,王宮に学者や詩聖のカーリダーサなどの文人が集まったとのこと。
カーリダーサの名前はどこかで聞いたことがあり,さっそく調べたところ「夜明けへの挨拶」という詩に出会った。
夜明けの今日という日に目を向けよう!
これこそ生命、生命の中の生命なのだ。
その短い行程のなかには
君の存在の真理と現実とがすべて含まれる。
生まれ育つ喜び
行動の栄光
美の輝き
昨日は夢にすぎず
明日は予感でしかない
精いっぱいに生きた今日は
すべての昨日を幸せな思い出に変え
すべての明日を希望の見取り図とする
だから目を開こう、今日に向かって!
夜明けへのあいさつはこれだ。
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