2021年6月21日月曜日

若い頃から

司馬遼太郎と中学生の頃に出会ってから、全てを読破し、中年以降になってからも時々つらつらと読んできた。

最初はやはり「龍馬がゆく」。

その中で描かれる高杉晋作が衝撃的で、以降幕末で最も好きな人物となった。

その高杉東行晋作の「竜馬がゆく」の中でのセリフ。


人間、窮地におちいるのはよい。

意外な方角に活路が見出せるからだ。

しかし死地におちいればそれでおしまいだ。

だからおれは困ったの一言は吐かない。


「世に棲む日々」の中で。

生とは天の我れを労するなり。

死とは天の乃ち我れを安んずるなり。


可能性がある限り諦めない。

前例がなければ、世界初であれば、多くの人が不安に思うのは当然のこと。

私が相対しているのはどこかの「誰か」ではない。

目に見えない不安という奴。

不確実性は人を不快にする。

今のままでいれば不快は生じない。

楽だ。

しかし、その不快の果てにイノベーションはある。


そして今こそ吉田松陰寅次郎の言葉に想いを致す。

夢なき者に理想なし

理想なき者に計画なし

計画なき者に実行なし

実行なき者に成功なし

故に 夢なき者に成功なし

0 件のコメント:

コメントを投稿