司馬遼太郎と中学生の頃に出会ってから、全てを読破し、中年以降になってからも時々つらつらと読んできた。
最初はやはり「龍馬がゆく」。
その中で描かれる高杉晋作が衝撃的で、以降幕末で最も好きな人物となった。
その高杉東行晋作の「竜馬がゆく」の中でのセリフ。
人間、窮地におちいるのはよい。
意外な方角に活路が見出せるからだ。
しかし死地におちいればそれでおしまいだ。
だからおれは困ったの一言は吐かない。
「世に棲む日々」の中で。
生とは天の我れを労するなり。
死とは天の乃ち我れを安んずるなり。
可能性がある限り諦めない。
前例がなければ、世界初であれば、多くの人が不安に思うのは当然のこと。
私が相対しているのはどこかの「誰か」ではない。
目に見えない不安という奴。
不確実性は人を不快にする。
今のままでいれば不快は生じない。
楽だ。
しかし、その不快の果てにイノベーションはある。
そして今こそ吉田松陰寅次郎の言葉に想いを致す。
夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし
故に 夢なき者に成功なし
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