日本の大学は頑張っている!
Knowledge, attitudes, and practices toward COVID-19 among university students in Japan and associated factors: An online cross-sectional survey
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0244350
コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは,人々の日常生活を大きく変え,世界的に重要な問題として広がり続けている。
本研究では,2020年5月22日から7月16日の間に,日本の大学生を対象に,COVID-19に対するKAP(知識・態度・習慣)をオンラインアンケートで評価し,それに関連するKAP決定要因をさらに検討した。
対象者(n=362)のうち,女性は52.8%,学部生は79.0%,大学での専攻科目が生物系の学生は32.9%,首都圏出身者は35.4%,日本人は83.7%。
日本の大学生は,COVID-19の危機において,安全と健康の維持に努力を傾注していた。
性別,専門科目,教育水準,国籍,居住地,プライベートな自意識,外向性などがCOVID-19に関する知識や態度と関連していた。
首都圏では,基礎知識の高さ,情報の取得率の高さ,情報の説明の正しさなどが予防行動にプラスに寄与している。
非首都圏,男性,非生物学的背景,高い自意識,高い基礎知識,誤った情報説明,高い外向性は,いずれも自制心にマイナスの影響を与えている。
さらに,自制心は時間とともに低下している。
これらの要因や傾向を理解することは,大学の管理者や専門家,政策立案者が,大学生や日本社会におけるCOVID-19の将来的な広がりを抑制するための対策を立てる上で役立つと考えられる。
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