2020年11月5日木曜日

Jリーグビジネス論Ⅱ6回目

 本日はコンサドーレ札幌の取締役GMの三上大勝様。

授業の最初に,三上様のお許しを得て,昨年のJリーグビジネス論Ⅰにフロンターレにご出講いただいた際に撮影してきてもらった,中大出身で先日引退を表明した中村憲剛選手の映像を学生の前で流させていただいた。

憲剛選手の誠実さが伝わる良い映像。

三上様はコンサドーレ札幌にもう20年以上お勤めなのだけれども,最初は強化・スカウティングもされていて,在学中の憲剛選手も良くご存知だったそう。

さて,講義内容。

アジア戦略を中心にお話いただく。

スポーツは価値を有していて,その価値を現金に変えることがスポーツビジネス。

ファンはドームに行くことに価値があると思うから⇒チケットを購入する

企業はチーム・選手に価値があると思うから⇒スポンサーをする

親がスポーツ教室に通う価値があると思うから⇒サッカー教室月謝を払う

企業CMをする価値があると思うから⇒スポーツ中継がある

そんなスポーツビジネスのやりがいと可能性とは?

自らの考えや気づき一つで,新たな価値を創出することができ,その価値・可能性は無限大。

コンサドーレ札幌の行動指針とは?

我々の事業は何なのか?

プロサッカークラブの運営ではない!

では地域,お客様のニーズは何なのか?

地域の皆さんはアジア,特にASEANに注目している!

地域,お客様のニーズを満たす為に必要な相手の現状,課題,ニーズは何なのか?

アジア各国において「サッカーの影響力」は非常に高い!

上記のお互いのニーズを満たすために,繋ぐ為に必要な自社の強み,弱みは何なのか?

コンサドーレ札幌の強みは育成システム!

このビジネス・事業,企画の成功,失敗とは何なのか?

アジア4カ国クラブと関係構築を実施しながら,Jリーグと提携済みの他アジア諸国リーグクラブともクラブ間提携締結検討・締結の実施。更に将来的に当クラブがハブクラブとしての役割を担い,クラブ間とアジアの関係強化に繋げ,更なる北海道・札幌市への貢献を高めつつ,アジアをマーケットとしたクラブ収入増にも繋げる。

上記の総合的仮説,言語化,施策実行,見直し,継続,発展に必要な施策とは?

サッカーを通し,アジアとの関係構築を実施することで皆さんとアジアとの仲介,架け橋になり北海道を「ゆたかにする」貢献ができるのは?

北海道・札幌市・関係者が注目するASEAN国とのクラブ間提携,3月5日ベトナム・タイのプロリーグ所属2クラブと提携!

北海道・札幌市・関係者が注目するASEAN国とのクラブ間提携!

ASEAN選手の獲得!

平成25年 レコンビン (ベトナム)

平成26年 ステェファノ(インドネシア)

平成27年 イルファン (インドネシア)

ベトナムでのPV実施!

提携先クラブホームゲームでの日本企業プロモーション!

運輸局 ビジット・ジャパン関連受入協力!

各国メディア招集事業!

若手選手・学生の留学,インターン受入協力!

企業の現地法人設立、協業への協力!

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