Jリーグビジネス論Ⅱの2回目の授業は,Jリーグでマーケティング部門の責任者をされている山下修作氏のご講演。
Jリーグの話だけれども,学生が自らのキャリアに関する考え方を深めることに資する話をしていただいた。
お話の中心は,Jリーグの国際的なマーケティングについて。
Jリーグからのアポイントメントであれば,世界の通常では会えないような政治家や高い地位の役人に比較的容易に会える。
会えれば,サッカーの話をしつつ,日本企業のビジネス上のメリットを実現することができることもある。
日本の地域からサッカーを巡る笑顔や涙,恐らく年齢に関わらず悲喜こもごもをもたらすことできるサッカー,サッカークラブをなくさないためにも,アジアで稼ぐということが大事。
タイ,シンガポール,香港,スコットランド,アイルランドなど,コロナ前には海外からもたくさんのお客さんが日本に来て,Jリーグを見に来てくれた。
放映権料とスポンサー料に加えて,第三の柱が必要と考えた際に,海外で稼ぐ道を考えた。
アジアの各国リーグの規模。
Jリーグ120億円,カタール48億円,UAE24億円…
プレミアリーグ2500億円,ブンデスリーガ,1746億円,ラリーガ1622億円…
ただ1993年当時はJリーグのクラブの平均収入は27.5億円,プレミア所属クラブは18億円。
ところが2017年,Jは40億円,プレミアは260億円。
どうしてこんなに差がつ差がついたのか?
海外で稼ぐ力の差!
日本はどうすれば?
日本はかつて弱かった。
でも今はそれなりに強くなった。
歴史は浅いが…アジアにいる。
日本は歴史が浅いけれども,強くなったノウハウがあり,アジアにいるという地政学的メリットもある!
アジアのリーグをコンサルすることで稼ごう!
日本字ではなく,アジア人として考えよう!
アジアの経済成長はすさまじいし,サッカー人気が高まっている!
アジアのリーグを無償でコンサルしてあげる!
アジアのマーケットを大きくして,Jもともに大きくなる!
実はアブダビ油田の権益を日本が40年間延長できたのにもJリーグが貢献!
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