2020年9月29日火曜日

渡辺ゼミ情報③ スポーツビジネスGの研究テーマ

 さて、今日は渡辺ゼミの研究内容について紹介したいと思います。

現3年生の19名は3つのグループに分かれて研究を行っています。

まずはスポーツビジネスのグループの研究テーマの紹介。

私が担当している、学生が主体となってサッカークラブ経営にチャレンジする講座、スポーツビジネス・チャレンジ演習・実習を2年生の時に履修していた学生4名が、3年生のゼミも履修することになり、その4名全員がスポーツビジネスの研究グループに属しています。

その4名の他にスポーツが好きな学生と、体連の軟式野球部に属している2名の学生がグループに入り、総勢7名で構成。

さて、昨年の11月ぐらいにゼミの合格者の初顔合わせを行い、学生の興味関心に応じてグルーピングを行い、スポーツビジネスに関するグループが形成されることとなりました。

その後、スポーツビジネスに関する学会誌の中から幾つかの論文を私がピックアップして、スポビGに送り、2020年の2月にギリギリ行うことができた春合宿で各人に論文の要約発表をしてもらいました。

そして、合宿中に何度か断続的に私と相談を繰り返し、「一応」研究テーマらしきものが定まりました。

その後…先行研究のレヴューを繰り返す中で、8月くらいにようやく…

「オンライン・スポーツイベントに対する満足が観戦意図に及ぼす影響メカニズムの解明」といったテーマにたどり着き、現在大規模な質問票調査を実施すべく、質問項目の作成に取り組んでいるところ。

オンライン・イベントにも、同時双方向のライブ型もあれば、いつでも好きな時に視聴できるオンデマンド型もあります。

こうしたイベントに満足するほど、そのイベントの主役のスポーツチームに対するアイデンティフィケーション(そのチームと同じ目標や価値観を共有している程度)が高まり、ウィズコロナあるいはアフターコロナにおけるスタジアムやアリーナでの観戦意図が高まるのではないかという仮説を立案しています。

データを収集して、統計的分析を実施し、それらの仮説を検証する予定。

この研究成果は、私が所属しているスポーツ産業学会主催の大学生によるプレゼン大会「Sport Policy for Japan 2020 (https://spo-sun.gr.jp/event/3456)」で発表することになっています。

ところで、上記のような研究活動と並行して、スポーツビジネスGを中心としたメンバー達が、まだ具体的には話せないのだが、あるメジャースポーツのマーケティング会社と定期的にミーティングを行い、オンライン・スポーツ・イベントの企画を練っています。

もしその企画がそのマーケティング会社やそのスポンサー会社に採用されれば、1本の動画で最大数十万のヴュー数を誇る、その会社の正式なユーチューブチャンネルで、そのオンラインイベントの動画が公開されることになります。

ま、無事そういった会社の方々に企画が認められればの話ですが、現段階ではマーケティング会社の担当者の方とイベントのスポンサー会社の方々から高評価を得ているところです。

こういった番外の活動にも、私のネットワークを活用して、ドシドシ取り組んでもらって良いわけです。

その方が、なんかワクワクするじゃない?

また、日本のオリンピック委員会のマーケティング担当の委員の方に、ゼミにお越しいただいてご講演いただく企画も計画しており、スポーツビジネスに関するゼミのイベントは充実していると思います。

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