中央大学商学部は,来春から新しいプログラムを立ち上げる。
奥多摩の檜原村,小菅村,丹波山村と正式に提携し,その三村の地域資源を活用して,地域課題を解決するために,学生たちが自律的に商品やサービスの開発に取り組む講座を3つ新設する。
各村には中大のための業務を担っていただく方に常駐していただくことになっている。
いわば中大の村内スタッフ。
今日は丹波山村のスタッフの人選のために,村と中大のちょうど中間地点である青梅駅でミーティングを行った。
素晴らしい方を役場の方に紹介していただき,ホッとしたのだが…
その方との出会い以外にも,想定外の収穫が!
青梅駅から5分ぐらい歩いたところにある喫茶店でミーティングを行ったのだが,そこが実に面白い店であり,面白い方々が集う店であったのだ!
廃屋を素人中心で改装し,喫茶店に仕上げ,さらに庭の木にはツリーハウスを自作し,シネマルームを自作し(かつては青梅は映画の街として栄えたそうだ),有機野菜の販売所などを制作中であり,地域通貨の構想が練られており…って,なんだかこれだけ聞いたら訳の分からんところなのだが…
さらに訳の分からんのは,そんなところ(と言ったら失礼なのだが)に,伝説のログビルダーの方がいたり,東京で唯一有機野菜栽培の認証を取り,東京では数人しかいない5ヘクタールの農地を有する農家の方がいたり,奥多摩の村々にリヤカーでシフォンケーキを売り歩く方がいたり…
丹波山村の方とのミーティングが終了したころに,店の方に声をかけられ,その訳の分からん敷地内を案内してもらったのだが,いやー楽しかった!
青梅のシフォンケーキのお店「ちゃんちき堂」ってところで,そこにコロンっていう喫茶店が併設されていて,ケーキはとっても美味しいし,コーヒーも抜群!!
是非,興味がおありことは足を運んであげてください!
一番上の写真がツリーハウス。
この手作り感!
二番目の写真が地域通貨に!
このボタンに色を塗り,通貨とするそう。
生ごみを持参すれば通貨をもらうことができる。
生ごみは有機栽培における貴重なたい肥になり,そのたい肥によって育った野菜を,その地域通貨で購入することができる。
かくして地域は回る!
三番目の写真がシフォンケーキを載せるリヤカー。
これを引っ張って50キロ離れた小菅村まで23時間かけて売りに行くんだって…
どうしてそんな…
車で運べばいいじゃん!って思うでしょ,普通。
変わっているんだほんと,この方。
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