今日の午前中、期末試験の監督をした。
2限目の試験は情報端末以外すべて持込可だったのだが、試験開始前に教室内をウロウロしていると、何も持ち込んでいない学生がいた。
持込可だよと伝えると、教科書やノートを忘れたとのこと。
可哀想になって、駄目元で教科書を2冊持っている人はいないか、レジュメを一部貸してあげても良いという人はいないか、教室内に呼びかけてみた。
すると…ファイル一杯のコピーを持ち込んでいる人が少なくないなか、手書きのメモ用紙一枚と教科書のみを持ち込んでいた学生が、すっと手を挙げ、自分の教科書を貸してあげてくださいと言うではないか。
さすがに私も不安になって、君は大丈夫なの?と聞くと…
しっかり準備をしてきたから大丈夫ですと答えるではないか!
なんと潔いことであろう。
嬉しくなってしまった。
借りた学生も大喜びで、どうやらしっかり解答できたみたいであった。
今に始まったことではないけれども、ズルをしてしまう人も少なくないなか、なんとも潔いではないか!
こんな学生もいる。
中央大学をもっともっと良い大学にしていかなければ。
そう強く思った。
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