今日の4年のゼミでは,創造性の先行要因に関する研究と,社内報がどうすれば読まれ続け,そしてその情報が社内に共有されるのかに関する研究に関する報告が行われた。
前者の主たる今日の議論の論点は,外発的動機づけの交互作用効果について。
外発的動機づけが低い場合,自己効力感と創造性の間の正の関係を強めるという。
これは要するに,「お金のために頑張る!」という程度が低い場合に,「やればできる!」という信念が高ければ高いほど,創造性は高まるということ。
ま,面白い知見だね。
また,外発的動機づけが高い場合,忍耐力と創造性の間の負の関係が強まるという。
要するに,「お金のために頑張る!」という程度が高いと,忍耐強く取り組むほど,創造性が低くなるということ。
ちょっと意味が分からない…
考えうる解釈としては,たんなる忍耐力ではなく,過度な忍耐力と創造性の関係を解明しようとしているのではっていうこと。
お金のために過度に我慢強く取り組むのは,創造性に疎外的に解釈するってこと。
いずれにしろ,創造性のためには,外発的動機づけはネガティブってことですなぁ。
大事なのは,内発的動機づけ。
興味や関心,つまり好奇心をもって取り組むのが大事ってことですなぁ。
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