諸々仕事は順調に推移。
順調じゃないのは,台風の動きぐらい。
学会を無事に終わらせたい…。
って…ふと思った。
なぜこんなに頑張れるのだろうって。
正直,自分でもなぜガス欠にならないのか不思議。
そして…ほんとに何年振りかに想い出した…
ほぼ四半世紀前にアフリカを旅したことがあったってこと。
その時に接した絶対的な貧困。
こいつは正直…きつかった…
ガルフウォーのころだったっけ。
トランジットも含めて30時間の旅。
俺らの世代,ま,バブルだったな…「絶対」ってのが浮世離れして受けとめられるような,そんな時代だった。
絶対的な愛(笑)
絶対的な真実(笑)
肉体的には熱くても,精神的には冷めた時代だった。
そんな時に出会った絶対的な貧困。
こいつが,その後の自分を大きく変えた。
日本で言うと幼稚園ぐらいの子供だったかなぁ。
ダルエスサラームでバスに乗った時,俺が口にした飴玉を物欲しそうに眺めているから…
一個,あげた。
そしたら…親がぐっと眦をあげて,その子の口をこじ開けてその飴を取り上げた…
そっか…アフリカでも知らない人から物を貰ったら親は怒るのかぁって…想うや想わないの判断する間もなく…その親はその取り上げた飴を自分の口に放り投げ,バリバリ食べ始めた。
その子は,泣いてたなぁ。
子を気にする素振りを微塵も見せずに,その親は…も一個って俺に手を差し出したっけ。
モンバサで,ちっちゃな子供たちに囲まれて,ブッシュイズF××,サダムイズべストって,叫ばれた時ほど,正義に想いを致したことはなかったっけ。
各々が与えられた立場で精進し,徐々に社会的交換を豊富にしていく,それしかないんじゃないのか。
俺は,それができているのか…。
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