2016年7月21日木曜日

春学期最後のゼミ

「中大爆破」はなく,残ったのは8月2日まで伸びた試験期間…
まったく学生にとっても教員にとっても迷惑な話だ。
3限までの講義は休講で,校内へに入ることも禁止されたので,春学期最後のゼミを開始したのは,4限から。

まずは4年のゼミから。
はっきり言って前の12期に逆戻りした感。
もごもごと抑揚もない,べたなしゃべりで,何を言っているのか良く分からないだとか,レヴューした論文を自分で説明できないだとか,研究報告以前の話だ。
ちょっと褒めると,すぐにだれる。
それをスルーしてしまう他の12期生にも問題がある。
そのしゃべり方では,聞き取りづらいとか,どうして指摘できない?
サブゼミで一回報告しているのではないのか?
あの論文レヴューの説明で,本当に理解できていたのか?
こんなことを,この時期に私にさせるな。

3年のゼミ。
スポンサーシップ班。
スポンサードに対するNPEの割合を従属変数として,スポンサード側の特性や被スポンサード側の特性のなかから独立変数を探索していく方向を確認。
マイナーとメジャーの弁別基準についても,これからもっとつめていってほしい。

ジョブクラ班。
集団レベルに統一したモデルにしていくのも一つの考え方。
あるいは集団レベルと個人レベルの変数の両方を組み込んだ,マルチレベルの分析モデルを構築する手もあるかも。

ルーティン班。
PPRから効力感へのパスのロジックについてしっかり考えること。
また,PPRから過度の不安へのパスについても,コーピングの観点からだけではなく,他の観点からもロジックを補強できないかについてしっかり検討すること。

0 件のコメント:

コメントを投稿