昨日,10期生のオイコンが開催された。
立川のイタリア料理屋の2階を貸し切り,美味しい料理とお酒に囲まれ,涙と笑いが交錯する暖かい雰囲気で会は終始した。
11期のモッチーの司会進行のもと,まずは私から10期生への次のような贈る言葉。
社会に出たら,必ずしも自分の希望通りの職種,職務,人間関係,職場環境が得られるとは限らない。
しかし,まずは眼前の職務に誠実に,精一杯,できれば楽しく取り組んでほしい。
どんな職務だって,自分の気持ちの持ちようによって,楽しく取り組める。
とにかく今そこにある仕事に没入してほしい。
そのうちに,次第に,自分が何のために仕事をするのか,社会的使命みたいなものが見えて来る。
そうしたら,その使命のために,自分の道を突き進みなさい。
人は,それを時に自己中心的と評するかもしれない。
しかし,それまでに醸成された人間関係に引きずられ,自分の道を進まないことの方が自己中心的だ。
自分のしたい道を突き進めば,周囲の人間に嫌われるだとか,突き進んだ結果,失敗するのが怖いだとか,たいがいそんなことを理由に,そうすることを断念する。
社会的使命を帯びた道を進むことを,そんな理由で断念することの方が自己中心的ではないか。
使命を知ったら,周囲を気にせず,自分の道を歩み続けなさい。
そして,歩むことに疲れたら,渡辺ゼミに羽を休めに寄ると良い。
歩くという漢字は,少し止まると書くじゃないか。
渡辺ゼミは,これからもずっと君らの止まる場所として,あり続ける。
そんな言葉の後,11期副ゼミ長の真由からの贈る言葉。
端から涙ぐみながら,これまでの10期生の指導を感謝する。
次いで,同じく11期副ゼミ長の光男の乾杯の音頭。
楽しい会話を少しした後,各種記念品の贈呈。
まずは10期生の卒業論文集,これまでに合宿などで撮りためた映像を収めたDVD2枚,そして私からの手紙を,私から10期生一人ひとりに一言添えながら手渡す。
例年どおり,DVDには10期生の似顔絵が描かれる。
今年は真由作!
その後,11期生から10期生全員へ,ネーム入りのブックマークと,そのブックマークをはさむために私の選書である柴田翔の『贈る言葉』と,色紙が贈られた。
「色紙」とはいっても,アクリル板2枚ではさむタイプの,とても凝ったもので,色紙の概念を越えた,素晴らしいものであった。
それだけではなく,11期生から10期生個人個人に,それぞれの個性にあったプレゼントが別途渡された。
紙袋が一杯になるくらいの贈り物に,笑顔の10期生。
皆,嬉しそうだった。
それから10期生一人ひとりから,泣き,そして笑いながら,卒業の言葉。
心のこもった言葉が,会に参加した全ての人間に響いた。
あっという間に3時間が経ち,最後に12期ゼミ長と11期ゼミ長の有理から,卒業生への贈る言葉で会は締められた。
しかし,これで終わりではない。
多摩センターのいつもの場所に,席を移し,二次会。
まずは,11期生一人ひとりから,10期生への想いが語られる。
萌や璃香は,もう最初から号泣。
皆一様に,10期生のこれまでの尋常ではないサポートに感謝していた。
と,ここで,今度は卒業する10期生から,11期生へ,暖かい言葉が連ねられた色紙が贈られる。
11期生一同,感動!
で,終わりではない。
昨年卒業した9期生で,大学院生のイッシーへも,これまのサポートに感謝して,10期生から色紙と花が贈られる。
で・・・,最後に,10期生は私にアルバムをくれた。
私への言葉と,懐かしい写真で埋め尽くされた,本当にありがたいプレゼント。
さらには,私が好きなオレンジ色の花束も。
さらにさらに,私に対しては,オイコンには間にあわなかったけど,6月くらいに完成するもう一つの贈り物があるという。
なんだろ?
とにかく楽しみ!
その後は,恒例のダンス!ダンス!ダンス!
で結局・・・帰宅は夜中の3時近く。
明日の卒業式は,また私の研究室に集まり,それから商学部の合同懇親会で,商学部長賞の授与式に全員で出席する。
綺麗に着飾った10期生と最後の最後に記念写真をとって,それでしばしのお別れ。
寂しいけど・・・力強く羽ばたいていけ!
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