9期生の諸君はいよいよ明日から社会人。
緊張しているんじゃないかな。
キャンパスにも,ちらほら初々しい新入生の姿が見られるようになり,いよいよ新学期って感じ。
新しい環境を前にして,不安一杯の人が多い季節ですな。
さて,私が中年のスポーツ選手が好きなことは,何度もここで書いた気がする。
メジャーリーグの上原選手,黒田選手,イチロー選手,引退しちゃったけど松井選手。
サッカーの三浦カズ選手。
特に,上原選手のブログや,日経新聞のスポーツ欄に時々三浦選手が書いているコラムは,面白いし,いろいろと参考になることが多い。
なにしろ経験している修羅場の数が,普通の人とは比べものにならないからね。
ところで,今回は,中年と呼ぶにはまだ若いが(33歳),メジャーリーグのブルージェイズでマイナー落ちしてしまった川崎宗則選手の言葉を,新社会人になる9期生諸君に紹介したい。
川崎選手は,日本のソフトバンクでレギュラーでスターであった。
その座を捨てて,レギュラーどころか,マイナー生活すら余儀なくされる,厳しいメジャーリーグに挑戦している。
長文だが,以下に示す。
「ゲームを毎日戦うことが疲れとなって、じわじわ押し寄せてくる。
その疲れが充実感につながるんです。
だから、寝られる。
家に帰って、奥さんが作ってくれる美味しいごはんを食べて、息子と遊んで、バッタンと寝る。
そうすれば元気になれる。
で、次の朝、起きてまた球場へ行く。
オレにとっては、グラウンドに行くことが最高のファインプレイなんです。
グラウンドに立てたら、よっしゃ、後は起こるべきプレイを吸収して帰るだけ。
だって野球って毎日、ホントにいろんなプレイが起こるんだからね。」
以下は,開幕をメジャーではなく,マイナーで迎えることになったことを受けてのコメント。
「逆境だから、本当は苦笑いなんだけどね(笑)。
マイナー契約なんて、逆境のうちに入らないよ。
逆境なんて、笑い飛ばせばいい。
逆境、いいじゃないか。
笑っていこうぜ、ということ。
笑っちゃえば、逆境なんて何もなくなる。
そりゃ、オレにも笑えないと思うときだっていっぱいあるけど、そんなときは強がっての苦笑いとか、無理しての作り笑いが大事。
笑いにもたくさんの笑いがあるからね。
逆境のとき、オレはみなさんに苦笑い、作り笑いをオススメします(笑)。」
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