アメリカ大リーグのレッドソックスの地区優勝が決まった。
胴上げ投手は,上原浩治。
雑草の魂,草魂を謳った男である。
大リーグに憧れ,夢を追った38歳の「おっさん」である。
最終的にはクローザーを務めたが,当初はワンポイントの中継ぎであった。
日本で肩を使い尽くしたロートル扱いをされた時期もあった。
球速は140㌔前半しかでない,クローザーでは大リーグのブービーの投手であった。
しかし,いまや最下位確実と言われたRソックスを優勝に導いた,まさにMVP候補である。
あの「もみあげ野郎」は,苦難の時も,逆境の時も,あきらめなかった。
来る日も来る日も肩を作り,ワンショットの登板に備えた。
スプリットに磨きをかけ,コントロールを生命線に選んだ。
まさに,草魂。
俺はこんな男に憧れる。
ジャイアンツ時代から好きだったが,アメリカに移ってから,もっともっと好きになった。
あきらめない心,常に精進し,前を向く心,そして闘志。
勇気とは何なのか。
あの男はを教えてくれる。
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