世の中には,苦しみに耐えられる人間と耐えられない人間の二通りしかいない。
前者は,困難を克服すればするほど,より高みを自ら目指すようになる。
後者は,困難が眼前に現れると,それを回避しつづけ,やがてそれが性となる。
どちらが良い悪いという是非の判断の問題ではない。
苦しみに耐え,自己を練磨し,精進し続けることこそが,「人間の本質的な営み」なのだ,と思う。
我がゼミ生には,苦しみの先の高みから眺めることができる,素晴らしい光景を瞼に焼き付けてほしい。
できない理由を考えるようになったら,自分を疑いなさい。
苦しくなったら,できる理由を考えなさい。
それからは・・・しゃにむに突き進むことだ。
ただ,どうしても苦しくなったら,立ち止まってもいい,回り道をしてもいい。
でも・・・
必ず戻らないと。
戻ってみたら,意外と,目の前がパーっと開けているかもしれない。
大丈夫。
君らなら必ずできる。
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