本日,原価計算の授業で,前回の授業で不正があったと指摘をした。
教材提示機で,不正の証拠をプロジェクターに照射して,皆に示した。
名前はあえて言わなかった。
すると・・・
授業後,ある学生が現れ,あれは自分の答案であると申し出てきた。
その子の答案は,計算プロセスをじっくり見ると,自力で解いたであろうことが分かる答案であったが,それをまるっきり写した子がいたのだ。
私が「隣の子に見られてしまったのか?」と聞くと,「いえ,意図的に見せてしまいました」と正直に答えた。
そして,「二度としません」と私の眼を見て,はっきりと言った。
私は彼を信じる。
彼はとても潔かった。
あの眼は信用できる。
彼は,きっと二度と不正はしないであろう。
とても清々しかった。
さらに・・・
本日,ゼミの学生二人が内定をほぼゲットした。
自分のことのように嬉しい。
いや,自分のことより,嬉しいかもね。
今夜はいい気分だ。
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