スポーツビジネスチャレンジ(SBC)の現時点での進捗状況。
銭湯班。
どこでもそうだが銭湯は徐々に街から消えつつある。
江戸川区も例外ではない。
銭湯の様々な効能をきめ細かくリサーチし,それをうまく広報し,江戸川区の銭湯に新たな客層を誘致しつつ,銭湯の従来の客層(特に高齢者層)を東京23FCに関心を持つ層にするプロジェクト。
既にプロジェクトの内容はほぼほぼ固まっており,現在はこれを具体的に創りこむ段階にきている。
既に江戸川区の銭湯組合の組合長さんともミーティングをして,協力をしていただけるところまでこぎつけている。
アーチェリー班。
パラアーチェリーと健常者用のアーチェリーの体験会を実施し,障害がある,ないにかかわらず,すべての人が助け合い,共に生きていく社会を創造するきっかけにするとともに,その体験会の参加を通じて東京23FCに対する認知を促進することを目指すプロジェクト。
社会課題の解決に熱心な江戸川区所在の西川精機製作所は,アーチェリーの製造もおこなっているが,当該の企業が企画の趣旨に賛同して,協力していただけることに。
体験会実施経験が豊富な企業や中大アーチェリー部へのアプローチも開始しており,こちらも実現に向けて着実に進んでいる。
金魚班。
江戸川区は金魚の養殖で有名。
しかし…コロナでお祭りも開催されなくなり,その伝統文化が失われつつある。
江戸川区の金魚祭りは例年数万にを集める一大イベントだが,これが2年間開催されず,今年も開催中止の予定。
この文化を守るために,東京23FCの試合の際に金魚すくいのイベントを開催し,金魚すくいの文化の継承を目指すプロジェクト。
江戸川区に残された2つの養魚場のうち一つの堀口養魚場とは,金魚すくいに必要な金魚,水槽,用具などをご提供いただくことですでに合意。
これも学生がアポをとり,実際にお会いして,真摯に説明したからこそ。
今年の9/19の東京23FCのホーム江戸陸最終戦の相手は,南葛SCで,たくさんの入場者が見込まれる。
東京23FCと江戸川区のサッカー協会と共催ということになるので,SBCの学生は,後者への説得も必要になる。
色々とハードルがあるけれども,何とかそれらを乗り越えていってほしい。