2014年3月31日月曜日

明日からだね

9期生の諸君はいよいよ明日から社会人。
緊張しているんじゃないかな。
キャンパスにも,ちらほら初々しい新入生の姿が見られるようになり,いよいよ新学期って感じ。
新しい環境を前にして,不安一杯の人が多い季節ですな。

さて,私が中年のスポーツ選手が好きなことは,何度もここで書いた気がする。
メジャーリーグの上原選手,黒田選手,イチロー選手,引退しちゃったけど松井選手。
サッカーの三浦カズ選手。
特に,上原選手のブログや,日経新聞のスポーツ欄に時々三浦選手が書いているコラムは,面白いし,いろいろと参考になることが多い。
なにしろ経験している修羅場の数が,普通の人とは比べものにならないからね。
ところで,今回は,中年と呼ぶにはまだ若いが(33歳),メジャーリーグのブルージェイズでマイナー落ちしてしまった川崎宗則選手の言葉を,新社会人になる9期生諸君に紹介したい。
川崎選手は,日本のソフトバンクでレギュラーでスターであった。
その座を捨てて,レギュラーどころか,マイナー生活すら余儀なくされる,厳しいメジャーリーグに挑戦している。
長文だが,以下に示す。


「ゲームを毎日戦うことが疲れとなって、じわじわ押し寄せてくる。
その疲れが充実感につながるんです。
だから、寝られる。
家に帰って、奥さんが作ってくれる美味しいごはんを食べて、息子と遊んで、バッタンと寝る。
そうすれば元気になれる。
で、次の朝、起きてまた球場へ行く。
オレにとっては、グラウンドに行くことが最高のファインプレイなんです。
グラウンドに立てたら、よっしゃ、後は起こるべきプレイを吸収して帰るだけ。
だって野球って毎日、ホントにいろんなプレイが起こるんだからね。」

以下は,開幕をメジャーではなく,マイナーで迎えることになったことを受けてのコメント。
 

「逆境だから、本当は苦笑いなんだけどね(笑)。
マイナー契約なんて、逆境のうちに入らないよ。
逆境なんて、笑い飛ばせばいい。
逆境、いいじゃないか。
笑っていこうぜ、ということ。
笑っちゃえば、逆境なんて何もなくなる。
そりゃ、オレにも笑えないと思うときだっていっぱいあるけど、そんなときは強がっての苦笑いとか、無理しての作り笑いが大事。
笑いにもたくさんの笑いがあるからね。
逆境のとき、オレはみなさんに苦笑い、作り笑いをオススメします(笑)。」

2014年3月30日日曜日

週末

昨日は久しぶりに早朝,息子とサッカーの練習,そしてキャッチボール。
その後,3時間ほど畑作業。
トマトとナスの苗を少し植える。
まだ,朝晩は冷え込むので保温ポットに入れる。
インゲンとエダマメの種もまく。
今年も豊作で,夏のバーベキューの時に振舞えるといいですな。
夕方は2時間ほど筋トレ。
晩は家族を前にして晩酌。
いやー,リラックスしたわ。

今日は,大雨のため,大学へ。
終日,講義の準備。
あともう少しってとこかな。

明日は,予定がびっしり。
午前中は,卒論とグループワークのテーマの相談などが,30分単位で5人。
午後は,1時間の会議が2本。
バスケ部の帳簿のチェックもある。

明日は講義準備にあてられる時間は2時間あるかなぁ。

2014年3月28日金曜日

春学期

本日は新学期の講義科目の準備に終日勤しむ。
4月以降の春学期はとにかく忙しい。
木曜日を除くウィークデーはすべて講義がある。
今日と明後日の日曜日は,絶対に講義準備の日と決めていた。
そういうメリハリをしっかりしなきゃ,研究に集中できないからね。
が,途中で気分転換にと始めた研究室の片づけに,思ったより集中してしまい,時間がとられてしまった。
明後日は終日集中して,何とかほぼ準備を終わらせたいものだ。
明日は少しリラックスして,それ以降は,またフルスロットル!

2014年3月27日木曜日

卒業式とその翌日

大阪出張から帰京。
疲れたぁ。
でも,めっちゃ収穫があったわ。
めったにない,失敗事例の研究ができそうだ。
わくわく。

さて,話しは全く変わるが,卒業式の際に感心したことがある。
10期生のじじいとほっしーとぴかが,わざわざ写真を撮りに来てくれたこと。
就職活動で忙しいだろうに,わざわざ。
ほっしーに至っては,式後の研究室でのパーティに2時間くらい潜り込んでくれた。
9期生も嬉しかったんじゃないかなぁ。
私からもお礼を言うよ。
どうもありがと。

そして,卒業式の翌日,本年度を持って定年退職される師匠と話しをする機会があった。
そこで幾つかお言葉をいただいた。

言っていることは概ね正しいことが多いが,あまり猪突するな。
慇懃無礼な感じにならないように注意しろ。
などなど
先生のお言葉を胸に,これからも精進してまいります!

卒業式の翌日だが

昨日の卒業式の余韻も残るなか,今日は日中,大学で重要な会議をこなした後,大阪へ。
今晩は,5期の西垣くんと6期の古和口くんと会った。
懐かしい面々と懐かしい話しに花が咲き,楽しいひと時を過ごした。
さて,明日から研究!
がんばろう!

2014年3月25日火曜日

卒業式

卒業式がとり行われた。
9期生一人ひとりに学位記を授与する。
皆,良い笑顔だった。

卒業パーティがヒルトップで行われ,懐かしい連中とたくさんの写真をとった。
商学部長賞の授与式も行われた。
こずえ,あかり,ゆうき,立派だったよ。

その後,研究室で懐かしいビデオを見ながら,談笑する。
一人を除き,全員が研究室に顔を見せてくれた。
そして,一人ひとり,自分の世界に帰っていった。
そのたびにエレベータまで見送り,握手して送りだす。
気づいたら,21:00近くになっていた。
6人が最後まで残っていた。
何人かは,それからまた夜の街に繰り出していったが,私は何故かとっても疲れてしまった。
ごめんね,最後まで付き合えないで。

まりかへ
誰よりも感動屋さんで
誰よりも頑張り屋のまりか
新天地でも負けるな!

あかりへ
誰よりも自己努力し
誰よりも利他の精神に溢れたあかり
いつまでも愚直に前へ!

いまむへ
誰よりも頑固で
誰よりもゼミを愛してくれたいまむ
いつまでも爽やかに!

ゆうちゃんへ
誰よりも自信がなくて
でも誰よりも優しかったゆうちゃんへ
もっと自信を持って!

ゆぅきへ
誰よりもロボットで
でも誰よりも一言で持ってちゃうゆぅきへ
これからもぐんぐん成長していこー!

いっしーへ
誰よりもマイウェイだったけど
誰よりも誰かを助けようとしたいっしーへ
これからが勝負だぞ!

ちひろへ
誰よりも泣き虫で
でも誰よりも最後まで頑張りぬいたちひろへ
これからも闘志を忘れないで!

ばんちへ
誰よりも緊張しぃで
誰よりも人を頼りにするのが苦手だったばんち
これからはもっと自分をオープンに!

こずえへ
誰よりも鼻っ柱が強くて
誰よりも旅人だったこずえへ
短気は損気だよ!

みずきへ
誰よりもしっかりとゼミのことを考え
誰よりもゼミとの関係を悩んだみずきへ
吉報を待つ!

ゅうきへ
誰よりも笑顔が似合って
誰よりもアクティブだったゅうきへ
最後の別れをしたかったなぁ

おのへ
誰よりもシャイだった癖に
誰よりも自分を殺してゼミの研究に貢献してくれたおの
心から感謝しています ありがとう!

まりこへ
誰よりも真剣にゼミに向き合い
誰よりもゼミに尽くしてくれたまりこ
愛してるぜ!

さらば9期!
また会う日まで!

研究課題

3年のグループワークあるいは4年の卒論研究のテーマとして,既に木質バイオマスについては述べた。
今度は,水源流の環境保全税と,環境CSRのモチベーション促進効果と財務的効果について簡単に説明しよう。

小菅村は東京多摩川の源流の村として有名である。
源流がきちんと保全されているからこそ,その下流域の自治体・住民は,様々な恩恵を受けることができている。
このように考えるのならば,下流域の住民は,源流域の自治体がきちんと源流を保全するために必要な応分のコスト(水源流の環境保全税,たんに源流税とも言うらしい)を負担すべきではないかと考えることもできる。
実際に,吉野川の水源流を保全するために,様々な取り組み(税関連も含む)がなされているらしい。参考になるだろう。
では,研究として,この問題にどう取り組むか。
リサーチクエスチョンとして何を措定するのか。
・・・私も分からん。
それを考えるのは,自分たちだ。
源流税の必要性を理論的かつ実証的に明らかにするのか,それだけに留まらずに,源流税の導入の実現を目指す運動を展開するところまでやるのか。
君らが決めることだ。

続いて,環境CSRの効果についてだが,このブログでも触れたことがある某企業において,マングローブの植林を行い,実際に従業員にそれを体験させることで,そのモチベーションが促進されたという。
また,取引先や顧客も,その取り組みを評価してくれるため,売上高や原価にもポジティブな効果があったらしい。
どうして,環境保全に取り組むとモチベーションが促進されるのか,そのメカニズムの究明は面白いテーマとなろう。
先行研究もありそうだ。
さぁ,諸君,どうする?

2014年3月24日月曜日

オイコン

昨日,立川のイタリアンレストランで,渡辺ゼミ9期のオイコンが開催された。
まずは私の挨拶。
今年はまったく原稿を作らずに挨拶に臨んだ。
普通にいきなり話し始めたら,早速しめっぽくなってしまいどうだったので,第一声は英語でごまかした。
でもやはりダメ。
思わずこみ上げてくる。
9期一人ひとりへの想いが湧きあがってくる。
何とか,挨拶はこなしたが,それ以降の,一人ひとりにプレゼントを授与し,一人ひとりへコメントをする際,そして一人ひとりの挨拶を聞いている際には,もう抑えきれなかった。
私のような未熟な教師には,もったいないような言葉をみな贈ってくれた。
このような瞬間があるからこそ,どんなに大変でも,「渡辺ゼミ」を続けられる。
本当にありがとう。
本当にありがとな。


9期には次のものが贈られた。
9期一人ひとりへの私の手紙。
卒業論文集。
2年間のゼミ活動を撮影したDVD(ベーシック演習や課題演習にも在籍していた子はその時の映像も含む)。
10期からの素敵な贈る言葉が書かれた色紙。
10期全体からの贈り物であるネーム入りのボールペン。
あとは10期の一人ひとりが担当を決め,9期一人ひとりへ贈る個別のプレゼント。
なお,DVDは例年通り,9期の似顔絵がデザインされていた。
木村くん頑張ったね!

 
さて,一次会では,時間が押して割愛されてしまったが,二次会で次のことが行われた。
まずは,これがわがゼミの素晴らしいところなのだが,送られる側である9期から,送る側である10期一人ひとりに対しても,贈る言葉が書き連ねられた色紙が贈呈された。

また,嬉しいことに,私も,たくさんの有難い言葉が書かれた色紙を頂戴した。
さらには,私のネームが書かれた,「響」というウイスキーの17年ものも頂いた。
高かったろうに・・・。
教授昇進祝いの意味も込めてだってさ。
泣かせやがるぜ・・・。
大事にとっておいて,来年の執行部会,あるいはOBOGとしての君らを自宅に招待した時に,飲むことにしよう。

9期の皆とは,明日が,学生として接する最後の日。
寂寥感が募るが,誇らしい気持ちもいっぱいだ。
明日は終日,研究室を開放する。
最後に思い出話でも語ろう!

そして・・・
明日が過ぎれば,諸君は,後ろを振り返らず,ただ前だけを見てまっすぐに進むだろう。
私も,諸君と同様に,10期,そして11期と向き合おう。
お互いに,頑張ろう!

2014年3月22日土曜日

この二日間

一昨日,群馬の伊勢崎にある会社を訪問し,アメーバ経営についてヒアリング調査を行った。
時間当たり採算性の算出方法について,また新しいパターンがあることを発見した。
とても有意義な調査だった。
急いで東京に帰り,原助教の送別会。
S先生とワインをしこたま飲んでしまった。

翌日,まだ酔いが残っている状態で,銀座での用事をこなし,師匠の退職記念パーティへ向かう。
懐かしい面々と一次会,二次会,そして三次会とこなし,疲労困憊の状態で帰宅。

さて,明日は愛すべき9期生のオイコンの日。
彼ら彼女らとの行事は,これで最後。
そう考えると,寂寥感が募る。
しかし・・・最高の会にしたいと思う。

2014年3月19日水曜日

木質バイオマス

ここのところ多忙だったため,今朝起床後,ちょっと体がだるかった。
それでも植え付けしたジャガイモに水やりをしてから大学へ。
午前中は,小菅村でのヒアリングのまとめをし,夕方はまりかの研究成果の発送作業に「使われる」。
まりかじゃなきゃ,怒鳴り声の一つも飛ぶところだぜ(苦笑)。
ま,一カ月も前に約束していたことだから,時間はいいんだけどね,準備がね,もうちょいね,しっかりね,してほしいなってね。
で,その作業終了後はこれから沖縄だって!
いいねぇ。

さて,話しは変わるが・・・
小菅村への出張によって浮き彫りになった現実的な課題のうち,3,4年生に振ってもよさそうな課題がいくつか見つかった。
声かけをしたところ,木質バイオマスの件では,興味を持った学生がいたので,ちょっとそれについて説明しよう。。
小菅村に限らず,全国的に間伐材の有効利用は課題となっている。
村長によれば,有効に使われず,ほとんどが朽ち果てるのにまかせているのが現状だそうだ。
まったくもってもったいない。
間伐材は,細いものだけだと思っていたら,結構な太さのものもあるらしい。
村長さんは,村長になる前には,間伐材を使って丸太小屋を創ろうとしたらしい(村長になり忙しくなったため,挫折したらしい)。
それぐらい太いものもあるということ。
ところで,NPO法人の多摩源流大学の方におうかがいしたところ,木質バイオマスのために間伐材を利用することが検討されているらしい。
木質バイオマスの詳細についてはググってほしいが,要するに自然環境に優しい発電を実現するものである。
無駄になっている間伐材を使って,クリーンエネルギーを創りだすことができないか,これである。
しかし,ちょっと関連する論文を読んでみても,課題は多いらしい。
どの程度の木材を使うと,どのくらいのコストで,どのくらいの発電が可能なのか。
間伐材程度で,設備投資額を回収し,持続可能な形で一定の発電量を確保できるのか。
課題は山積している。
どういうスキームが,現実的なソリューションとなるのか,これを考えて欲しいわけである。
机上の空論ではなく,小菅村にとって現実的なスキームを描いてほしいのである。
そのためには,小菅村に足を運び,現状を把握し,そのうえでの提案でなければならない。
グループワークのテーマでもいい。
卒論のテーマでもいい。
一つの期のグループあるいは個人で完遂せずとも,残された課題を次の期が引き継いでいく,そんな壮大なテーマになるかもしれない。
それも面白いじゃないか。
私も乗り掛かった船なので,ゼミ生諸君がやる気があるのなら,徹底的にバックアップしよう。
小菅村にコミットするのなら,無料の宿泊場所を利用できるかもよ。
NPO法人の方から,利用可能だと示唆されたからね。
諸君のやる気次第,やる気次第。

さて,明日は今度は,群馬の伊勢崎へ出張。
院生の卵を連れてね。
雨みたいだから,行くまではちょっと億劫だけど,ヒアリングで何が分るのかについては,いつものことながらワクワクするね。

そして,調査終了後は急いで大学に戻り,晩に2期の原さんの送別会。
企業研究所の研究チームのメンバーと。
明日もちょいハードだな。
よし!

2014年3月18日火曜日

小菅村プロジェクト

昨日と今日の二日間をかけて,山梨県の小菅村に一年の有志5名と行ってきた。
昨日は,小菅村の村長さんと教育長さんから,村の将来像と現状についてお考えをお聞きした。
お二人とも大変気さくな方で,ヒアリングの前は物凄く緊張していた学生たちも,積極的に質問し,有意義な2時間半となった。
晩には,教育委員長さんを交えて,一緒にお酒を飲み,村の問題を議論した。
村の経済の問題や教育の問題,少子化の問題,学生たちには色々と勉強になったことと思う。

そして,今日は源流大学というNPO法人におうかがいし,そこの職員さんから3時間ほどそこでの活動についてヒアリングさせていただいた。
若手の職員さんから色々お話しを聞きした後,村の色々なところを案内してもらった。
本当に勉強になった。
シカの皮をなめす前に脂肪分を除去する作業,急斜面の畑,古民家,養魚場,新しくできた集客施設,などなど。
特に急斜面の畑の作業の大変さは想像を絶する。
獣害もひどいものらしい。
何とかならんもんかね。

さて,1年生には,今回の充実した情報収集活動を活かし,素晴らしいプランを思いついてくれるものと信じる。
春には,源流祭りのボランティアを学生たちはすることになろう。
とりあえず種はまいたぜ。
君らがそれを大きく大きく育てるんだよ。

夕方,大学で解散してから,研究室でたまったメール処理をし,それからテニスのスクールへ行ってきた。
流石に疲れたぁ。

2014年3月16日日曜日

誕生日

合宿の最後の晩,10期生からマッサージ機を頂戴した。
研究室でブインブインいわせている。
どうもありがとね。
でも・・・日ごろの鍛錬のせいか意外と腰痛はなく・・・自宅に持ち帰って,とりあえず使用頻度は娘が一番多いって状況。
でも・・・今日一日畑仕事したので,そいつのおかげで助かるよ。

さらに・・・昨日の春ゼミの後,11期生からコーヒーメーカーを頂いた。
今度から,ゼミの時に持参するコーヒーは,「ペニンシュラ」にしよう。

昨日のゼミ長・副ゼミ長会は有意義だった。
でも,少々話し過ぎた。
他言無用!
たくさん話し,たくさん飲みすぎたけど,今日は早朝から畑仕事をしっかり6時間こなした。
疲れたぁ。
明日は,山梨の小菅村へ一泊の調査旅行。
どんな展開が待っているのか,ワクワクするわ。

2014年3月15日土曜日

春ゼミ

春ゼミも後1時間ほどで終了する。
8:45開始予定だったが,若干のトラブルで,30分ほど遅れての開始となったが,おおむね順調に進捗。

本当に11期生について感心することは,昼食時間もとらず,休憩もほとんどない,9時間ぶっ続けのゼミにもかかわらず,ほとんどの人が集中力を切らさないことである。
ついつい,うつらうつらしてしまう子がいるのが,常なのだが。
そんな子がほとんどいない。
本当にこれからが楽しみだ。
今の調子なら,きっとこれから大きく伸びるだろう。

さて,終了後はゼミ長・副ゼミ長会。
楽しみですなぁ。

2014年3月14日金曜日

送別会

昨日,本年度をもって定年退職される7名の先生と,依願退職される3名の先生の送別会があった。
私が学部,大学院とお世話になった師匠もその中に含まれていた。

バブル全盛の時代の大学はまさにレジャーランドで,私は最初どうしてもその雰囲気になじめなかった。
髪の毛をだらしなく肩まで伸ばし,大学にはほとんど行かず,毎日酒を飲み,することはバイトと本を読むことだけ。
そんな私が何を間違ったのか,原価計算のゼミに入った。
先生の顔も,どんな雰囲気のゼミなのかも,まったく分らないまま面接試験を受け,偶然合格してしまった。
正直,原価計算や会計学にほとんど興味はなかった。
最初は,ゼミの学習がいやでしょうがなかった。
でも,合宿での読書会では,活躍できた。
それまでの濫読といってよい読書歴が実に活きたわけである。
先生に褒められ,本当に嬉しかった記憶がある。
また,実に雑談が多かった先生で,またその雑談が私には楽しかった。
ゼミ生のなかには,それに反感を抱く者もいたようだが,私の耳にはとても心地よく響いたものだ。
人生観や恋愛観などを話される時,私にはとても詩的に届いた。

・・・実は,それが大学院進学を決めた理由。
学部時代,結局会計学には,ほとんど興味が抱けなかった。
なのに大学院に進んだ理由は,唯一,先生のご人格。
それのみ。
だから,現在,私が大学で会計学を教えているのが,ふと不思議に感じることが,今でも時々ある。
とにかく,今,私がここにいることができるのは,すべて先生のおかげといって良い。
しかし,先生と初めてお会いしてから,26年の月日が流れ,その間に様々なことがあり,私も不器用で,自分の気持ちを行動で示すことが苦手なこともあり,ここ数年はあまりお話しすることがなくなってしまった。
でも,心のなかでは,本当に今までのことを感謝申し上げているし,自分自身,それを伝えられないのをもどかしく思っている。
4月以降は,農作物が収穫できたら,必ず先生のお宅にお届けしよう。
そして,今までできなかった,色々なお話しをしたいと思う。

また,私のゼミのOGで,中大の助教を3年間務めていた原さんが,本年度を持って職を辞する。
4月から,新たな研究・教育の場を得ることになっている。
小さな大学なので,色々と大変なことも多いと思う。
雑事も多く,研究のための時間は,現在から激減すると思う。
でも,彼女ならきっと困難を克服するだろう。
なぜそんなことが言いきれるのかって?
それが渡辺ゼミ魂だからさ。

さて,明日は8:45から9時間近く,春ゼミを実施する予定。
うちのゼミとしては,この時期だけ書物を輪読するが,そのために終日をかける。
その後は,ゼミ長副ゼミ長を自宅に招待し,ご馳走する予定。
渡辺ゼミのイズムの伝承が目的。
さ,明日も全力で駆け抜けよう!

2014年3月12日水曜日

自販機プロジェクト

今日の午後は,1年生4人を連れて,会社訪問をしてきた。
最初の名刺交換から,彼ら彼女らにとっては刺激的だったようだ。
訪問の主たる目的は,その会社が大手飲料会社と提携して展開している,マングローブ植林支援のための自販機についてのお話しを聞くことだった。
自販機から飲み物を1本購入すると,いくらかが植林のための支援金になるという仕組みの詳細についてお聞きするとともに,疑問点などにお答えいただいた。
今後,1年生は,そういった自販機を中大に導入するためのプロジェクトを推進していくことになる。
自分たちの力でどこまでできるか,試してみるがいい。
社会の仕組みは,そう簡単には変えることができないことを,まずは知ることになろうが,ひょっとしたら彼ら彼女らなら何とかしてしまうのではないかという期待もある。
とりあえずは,5台設置を実現し,フィリピンでの11月の植林に1名招待してもらえることを目指そう!

2014年3月11日火曜日

3年

あの自然の猛威から3年が経った。
あの日からしばらくは,何かをしなければとひたすら考え,そして何ができるのか分らず焦燥した。
考えに考え抜いた結果,今自分にできることに全力で取り組み,命を燃やし続けること,これしかないと思うに至った。
爾来,教育を,大学を信じ,社会に有意な人財の育成に力を注ぎ,同時に研究に尽力してきた。
意外と労力を要する社交儀礼などは多少犠牲にしてでも,自分の力を実質的に必要としてくれている人のために,膨大な時間を費やしてきた。
あれから今日でちょうど3年。
想いを新たに,これからも教育・研究に邁進しよう。
多忙を決して愚痴ることなく,社会に必要とされていることを喜び,ひたすら愚直に前進しよう。
日本人一人ひとりが,各々が果たすべき役割を発見し,その役割遂行のために精進しつづければ,きっと素晴らしい社会が到来する。
今次卒業するゼミ生諸君にも,4月以降,それぞれの新たな場所で全力を尽くされんことを期待したい。

2014年3月9日日曜日

じゃがOK

昨晩は・・・久しぶりに9時間寝た。
良い天気のなか,完全にリフレッシュした状態で,早朝より畑に向かう。
土の臭い,めっちゃリラックスするわ。
午前・午後と計7時間,マシンを転がし,土を掘り,投げ,そして施肥してから,元に戻す。
とりあえず,ジャガイモ分の区画だけ,耕し終了。

五穀豊穣を祈り,酒を少し嗜み,そして疲労とともに・・・もう寝る。
いや,気絶する。

2014年3月8日土曜日

今日は流石に

今日は流石にゆっくり休みたいところだが...
午前中は、明日予定している畑の耕し関連の買い出し。
大量の堆肥や石灰などを買い込む。
午後は、最新のリーダーシップ理論に関する研究会と、学会の理事会。
晩もどこかに寄って行くことになるだろう。
この先、3月中に何の予定もない日はない。
受け身の用事もあるけど、能動的に創りあげちゃったものも少なくない。
身体的にも精神的にも疲れがたまりそうにもなるが、そんな時、週平均1.5回ぐらいすることを心がけているテニスが救いとなる。
スカッとする。
明後日は、商学部の先生方と久しぶりにテニスをする予定。
ゼミ合宿中に恒例のレクのテニスができなかったから、よけいに楽しみだわ。

以上のように、渡辺は週末も多忙なため、ゼミ生諸君のメールへの返信は、明後日月曜日にまとめて行います!

2014年3月7日金曜日

合宿終了

本日、夕刻、四日間の合宿から帰京。
今回も色々なことがあり、合宿を通じての睡眠時間は10時間ぐらいかなぁ。
疲れたぁ。
が、自宅で数分も休む間もなく、定年退職される先生方の送別会のために立川へ。
身体が言うことを聞かないために、一次会で失礼し、今帰宅途中。

さて、送別会が終わり、携帯を覗いてみると...
ゼミ生達の帰宅メールが沢山届いていた。
どのメールにも、合宿でのプレゼンの反省点や感想などが、びっしりと書き連ねられており、読了するのに、立川南駅から多摩センターまでのモノの乗車時間全てを要したわ。
皆、良い子ばかりだ。

私の合宿での感想は、また皆への返信メールにしっかりと書こう。
ここでは、特筆すべきことのみを。
10期のことである。
本当の意味で一つになれた。
我がゼミとしてまとまることができた。
そう思えた。
先輩として、本当に立派に振る舞うことができていた。
よくここまで頑張ったね。
現執行部はもちろん、キムやトミー。
合宿係、その他一人ひとりが、とても素晴らしかったよ。
昨日の諸君の涙には、私も感動しました。
これからもどんどん頬をぬらそう。
もちろん...
うれし涙で、ね。

2014年3月6日木曜日

合宿中

春合宿三日目。
本来は,三日目の午後はテニスをするスケジュールだった。
が,コート側の事情で,二日目,つまり昨日に予定変更された。
そして,その昨日は,みぞれ混じりの雨で,中止。
二年前に鬼怒川で合宿をしたときも,やはり雨で中止だった。
スポーツしたかったなぁ。

三日目は疲れがたまり,ゼミは非常に辛い時間になることが多い。
うちのゼミではいつものことだけど,進行がかなり遅れている。
多少のゲームや室内エクササイズを織り込むとしても,今日は一日ずっと研究発表になると思うので,なんとか集中して頑張って欲しい。

毎度毎度だが,今回の合宿でも色々な出来事が起こる。
私も歳のせいか,結構,体に堪えている・・・。
明日は帰京だけど,晩に着くと,すぐに正装してあるパーティにでなければならない。
間に合うかなぁ,体力もつかなぁ。
土曜日も学会の理事会だしなぁ。
爆睡したい・・・。

2014年3月3日月曜日

春合宿の日程は

春合宿の日程は,少なくとも今年までは,3年生(新4年生)の就職活動の真っ最中にあたる。
多くのゼミは,欠席者が続出すると聞く。
春合宿だけではなく,多くのゼミが,就職活動期には,事実上開店休業の状態だという。
そんな風潮を横目に,我がゼミの場合,今までのほとんどの期が,「全員」春合宿に参加してきた。
皆,ゼミ活動における合宿の重要性を認識するとともに,ゼミの風土・文化の継承を強く意識してきたからだと思う。
そして,実に面白いことに,ゼミの風土・文化の担い手となっている学生ほど,多少の就職活動の犠牲はあったとしても,希望の会社に就職していく。
目先の損得ではなく,大局観が大事,ということだろう。
また,高い自己制御能力を有することも,そういった学生の特徴の一つだ。
さらに言えば,若干抽象的な能力だが,汎用性の高い力として,「胆力」も高い。
胆力とは,思い通りにならない局面が続いても,取り乱すことなく,感情をコントロールしながら,打開の策を打ったり,ひたすら耐え忍んだりする力のことである。
渡辺ゼミの活動を2年間以上,ほぼ休まずに全参加してきたOBOGならば,なぜ我がゼミでは,この胆力が育成されるのか,良くわかるだろう。

明日から春合宿が始まる。
2年生(新3年生)にとっては,はじめての本格的なゼミ活動への参加である。
3年生の晩秋,そして4年生の冬の時期に,素晴らしい風景をゼミ生みんなで眺めることができるよう,その足掛かりになるよう,四日間を全力で駆け抜けてくれることを期待する。

2014年3月2日日曜日

小田原のその先にて

昨日,小田原駅の,さらにその先の鄙びた駅でおり,そこから車でずっと山の上に登った所にある,そんなホテルにてとり行われた,5期の須賀君の結婚式に出席してきた。
暖かい雰囲気のなか,5期の連中とゆっくり話してきた。
この4月で,社会にでて5年目の連中だが,二人ほど転職活動をしていた。
いろいろ難しいことがあるみたいだなぁ。
私にはエールを送ってやることしかできんが・・・。

さて,明後日から三泊四日のちょーハードなゼミ合宿。
今回も最後まで突っ走っていくぜ!
楽しんでいこう!
何かが生まれるような感覚を感じようぜ!

明日はそのための買い出しに,車を出す。
一年生のプロジェクト・ミーティングもある。
午後には全学の会議もある(学部長補佐を集めての会議なんて荷が重いわ)。

よしっ!
本読みながら,はよ寝よ。