2010年11月25日木曜日

司馬遼

憂きもひととき
うれしきも
思い醒ませば
夢候よ

2010年11月24日水曜日

選抜の連続…とか

本日,演習Ⅰ(3年生)の二次募集の面接。13名,2時間半ほどかかる。
金曜日,課題演習(2年生)の面接。39名,5時間ほどかかる。
とか
今週は12/4の卒業論文大会への出場を目指し,2年生の統計演習が大詰めで大変。
とか
実験室実験のデザインで,良いタスクが見つかったのはいいのだけれども,細かい詰めを進める時間がない。こっちも鋭意取り組まなければ。
でも,ちょっと風邪気味。

2010年11月17日水曜日

美しいもの

年をとってくると,世の中の「美しいもの」が見えなくなってくる。
そこに,すぐ眼の前のそこにあるのに,それが見えない,気づかない。
とても哀しいことだ。それはとっても寂しいことだ。

誠意を示し,それがゆえに望みが断たれる。
そして放たれる心からの若いほとばしり。
その美しさに気づいたのは,それからしばらく後。
ふと足もとに目をやると,そこに残された心の欠片。
なぜ私はそれに気づいたのだろう。
なぜ,無味乾燥な机の下に目など向けたのだろう。
少し身構え,何かに戦いを挑むかのように,常に上を向いて生きてきたはずではなかったか。
私の心に残っている何かが,そのかすかな訴えに耳を傾けたのか。
ほっとした。何かがじんわりと広がった。
私は動かなければなるまい。
若い誠意に応えなければ…,きっと。

秋深まる

深まる秋,この季節,学生の成果発表の季節です。
11月20日には,3年生の学内6ゼミの研究発表会。
12月4日には,2年生の卒業論文大会における1~3年生によるプレゼン部門。
12月18日には,3年生の他大学(青学,横国,中大)3ゼミの研究発表会。

今は,2年生の4つグループの統計演習が随時行われている。
今週は,月曜日の1限と火曜日の5・6限に,それぞれ別のグループの統計演習をすでに実施。
これから金曜日の4限,6・7限,場合によっては土曜日も実施する予定。
2年生でありながら,3年生を越える研究を彼ら彼女らは志向している。
なんとかそれに応え,3年生になってからの本格的な研究に向けてのホップになれば,と思う。

ところで,今月末にかけて,新たな2年生(課題演習)のゼミの選抜が始まる。
出会いが楽しみである。
彼ら彼女らの望みに応えることのできる,そういった存在であり続けたい。

2010年11月11日木曜日

専門ゼミの面接

昨日,専門ゼミの面接があった。
例年より応募してきた学生の数は少なかったが,質は相対的に優れていたと思う。
彼ら彼女らとの来年からのゼミが,とても楽しみになってきました。

ところで,なにやら,うちのゼミについての事実無根の風評があるらしい。
「渡辺ゼミに入ると,ゼミ以外のことがまったくできなくなる」とされているらしい。

学生がゼミに求めるものと「渡辺ゼミ」なるものが,マッチングする人に入ゼミしてもらいたいとの願望から,私も私のゼミ生も,ゼミの現状(論文大会直前は特に忙しくなること,合宿が年2回あること,春休みや夏休みにも1回ぐらいゼミがあること)については,嘘偽りなく事実通りの話しをしてきたつもりですが,上記の風評のような事実はまったくないので,困惑しています。
実際,現3・4年生も,サッカーのサークルの部長をしたり,会計系のサークルの役員をしたり,オールラウンドや野球,その他のサークル活動を続けているものがほとんどですし,税理士試験のために専門学校に通っているものもいます。学園祭のシーズンになれば,そのためのバンドの練習や,豚の角煮の屋台の準備に追われるものもいます。結構真剣にビリヤードの大会に出ているものもいます。
海外旅行にも行き,インターンやバイトをしているものも多いです。
むしろ,ゼミ以外の活動において視野を広げることを勧めています。私も学生時代に,バックパッカーでしたし,海外で人生観が鍛えられました。

とはいえ,そのような風評がある中で,一次募集に応募してきてくれた子は根性があることは間違いないですね。彼ら彼女らの期待にこたえることができるよう,私は来年も頑張りますよ!!

2010年11月9日火曜日

天気が良いので

昨日,姫路・加古川出張から帰ってきた。
お忙しい中,貴重な時間を割いていただける企業の方には,いつも感謝の念にたえない。
ところで,出張後,姫路城をのぞいたら,天守閣を改修中で,柵やネットで覆われており,よく見えずに残念だった。世界遺産にも登録された,とても美しい城ですよね,姫路城は。

ぶらりと姫路の街を歩いたら,汗をかくほどよい天気で,そんな天気が最近続いていますね。
ブロッコリーが良く育って,毎日おいしく頂くことができます。感謝感謝。

2010年11月2日火曜日

アメーバ経営

昨日,大阪日帰り出張に行ってきた。
従業員1,000名程度の中堅企業の社長にヒアリング調査するためである。
同社は今年の8月にアメーバ経営の運用を始めたばかりの会社である。
いろいろと導入の経緯や導入初期のご苦労などをお聞きしたが,印象的であったのは「アメーバ経営は手法ではなく,考え・思いである」,「アメーバ経営は理念と管理会計が車の両輪であると言われるが,まず理念が先行しなければならないと思う」というご発言であった。
同社の工場は比較的保守的な風土であるとされるので,アメーバ経営の導入に伴い,今後どのような変化が生じるのであろう。興味深く見守っていきたいと思う。